学生時代からとにかく気にしすぎることが多くて、社会人になってからそれが原因で辛い思いをしてきました。
人間誰でも気になることはあります。生活のことや仕事のこと。
何も考えないほうがおかしいくらい。
でも気にしすぎるとほんとうにしんどいなと思ってしまいます。
夜眠れないから朝起きるのがつらい
私の場合、仕事で悩みがたくさんありました。
上司や先輩の人間関係に悩み、一つの部門単位で過ごすことに違和感を感じていました。
嫌なことも無理やりさせられたり、仕事を大量に振ってこられたこと。旅行や飲み会に強制的に参加させられたこと。。
なんでこんなことしなければならないのだろう。
翌日の出勤のことを考えると気になって、帰宅後横になっても寝ることができませんでした。
イライラしてたまに大声で叫んでしまうことも。
翌朝は当然寝不足。通勤電車の中で立ったまま目を閉じて仮眠しつつ出勤。
そしてまた上司や先輩からの指示が飛んでくる。
採用されて数年間はなんとか気持ちだけで乗り越えてきました。
しかし、無理をしすぎてうつ病になってしまいました。
眠れなくなるまで気にしてしまうことは、社会人になるまでありませんでした。
何度もチェックしてしまう
気にしすぎることとして、私は社会人になってから急にあらゆるものを確認する回数が増えました。
例えば、カバンの中身。
税務調査へ行くときは、出勤用のカバンとは別に出張用のカバンを用意していました。
書類が多くなるので大きめのカバンを持っておく必要がありました。
出張に行く時には書類の確認と、持ち出し物の確認をします。
忘れ物がないか、余計なものが入っていないか。
そもそも書類は外れないようにファイルに綴じていますし、持ち出し物はそのファイルくらいなのです。
それでも朝からチェックして、出張するまでに2回さらにチェックしないと心配で仕方ないのです。
そして、調査先から戻るとき、やはり何度もチェックしてから戻るようになってしまいました。
調査先で忘れ物があったり書類がなくなったりすると大変な事件になります。
さらに、電車などにカバンを忘れて書類を紛失するという事件も実際起こっています。
そういう事件を起こさない、起こしちゃいけないという気持ちが強すぎるので何度もチェックしてしまうのです。
私は確かに確認を怠ると忘れてしまうことがあります。しかし、過度に気にしてしまうのも問題だなと。
あまりに心配なので、以前調査先で「もう私が持ってきた書類はないですよね?」と聞いてしまい笑われたことがあります。
過度の気にしすぎは行動にも大きな影響を与えてしまうことも分かってきました。
気にしすぎを改善するために
最近は気になることはあっても、気にしすぎて心配したり悩むことは少なくなりました。
全くなくなることはありませんが、気にしすぎる前に対応する方法を自分なりに考えてみました。
気になることは翌日に持ち越さない
気になることがあれば、その日のうちに解決するようにしています。
例えば、経理の仕事。
朝からこの部分がどうも気になると思ったら、午前中には内容の確認を取って解消します。
税務や労務の勉強をしているときも、ネット検索したり別の書籍を読むことで解消しています。
また、夜に気になるようなことは考えないようにしています。
寝る前に気にすると眠れないというのが分かったので、「まあ明日考えればいいや」と開き直っています。
気になっていることは実はたいしたことじゃない?
気にしすぎてしまうことって、結果的にはたいした問題にならないことも多いかなと。
先ほどの仕事や人間関係の悩みも、実は翌日以降それほど気にならなくなることもあります。
別の上司に相談して解決することも、仕事がうまく進んでいくこともあるからです。
最近になってようやく気になることは一度保留しておいて翌日以降また気にしよう・考えようという気持ちになってきました。
どうでもいいようなことを気にしていることも。
忘れ物のチェックもそうです。正直一度チェックして忘れているものは本当はどうでもいいものなのかもしれませんから(たまに大事なものを忘れ慌てて帰ることもありますけど)。
メモに記録しておく
気になることをいったん保留するために、メモに残しておくようにしています。
翌日以降にそのメモを見返してみて気になることはその時に再度考えたりしますが、そのメモ自体不要になることも。
気にしすぎないためにメモを取ることは私には有効でした。
気にしすぎない環境づくり
そもそも気になるようなことをできるだけ排除できればいいのかなと思うのです。
仕事や人間関係だと周りに相談する、その場からいなくなる(=退職する)など。
周りの環境で自分の気持ち・考え方が変わるような気がしています。
ちなみに、今はほとんど気にしすぎることはありません。
気になるのは、独立開業したいという気持ちと、それを両親と話し合うこと。
まあどうにかなると思っています(笑)。
まとめ
今回は、気にしすぎることはつらいし苦しいということを書きました。
自分の体験から気にしすぎても何の得にもならないことが分かってきました。
今思うと、「なんであんなに気にしていたのだろう?」と思うことばかり。
しかし、その時は一大事だったのだと思います。
特に仕事や人間関係は気にしすぎると本当につらい。
周りに助けを求める。その場から去る。
その時も気にしすぎないようにいったん保留してからじっくり考えるもの手だったのかなと、今となっては思います。
では。
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