マニュアルシートが持ち運びに便利

年金事務所や街角の年金相談センターで年金相談をしていますと、ちょっと内容を確認したいときやお客様に見本をお見せしたほうが分かりやすいことがあります。

その際に、マニュアルシートを毎回の相談に持ち込んでいます。

パンフレットが基本教材

年金相談では、老齢・障害・遺族それぞれの年金について「○○年金ガイド」という名前の日本年金機構が作成したパンフレットを使って制度のご説明をします。

年金相談員の中にはパンフレットを渡さず説明される方もいますが私は必ずガイドを使って説明をさせていただいています。

言い忘れが多いのと文章や図解があったほうがご理解いただきやすいのかなと。

また、細かい字ではありますが「大事だよな~」って思うところもあったりしますので、制度に詳しいお客様が来られた時には合わせてご説明させていただいています。

【事務所お知らせ】  

パンフレット+記入例=マニュアルシート

マニュアルシートというのは、社会保険研究所が出版しているA4判サイズ(観音折り)のシートです。

マニュアルシート

年金マニュアルシートは、老齢年金の制度および年金受給の請求手続等について書かれています。

ほかにも、障害年金マニュアルシートや遺族マニュアルシートなどがあります。

このマニュアルシートの存在を知ったのは、年金相談に入っている先輩社労士が使っていたのを見たからです。

「○○年金ガイド」は制度説明だけで、記入例は別のパンフレットが用意されていたり、この場合は別のパンフレット…と分かれています。

まとめて確認したいなという機会がよくありましたので、毎年年金マニュアルシート・障害年金マニュアルシート・遺族年金マニュアルシートを購入しています。

1冊495円(税込)という値段の安さも魅力のひとつです。

年金マニュアルシートはこんな感じです

マニュアルシートは毎年2月以降に改訂されます。

法改正も反映したうえで発行されますので安心して使うことができます。

年金マニュアルシートはこんな感じです。

年金の繰上げ請求・繰下げ請求についての説明もなされています。

年金の支給開始年齢や、ねんきん定期便の見方なども解説されています。

また、年金請求書の記入例についても解説されていて助かります。

個人的に助かっているのは、年金手帳やお手元に届く年金証書の見本・年金コードですがこちらも掲載されています。

一般販売されているものですので、年金請求後に届く年金証書の見本を確認したいというお客様にも普通にお見せすることができます。

年金相談をしていると予定時間に終わらないことが多いのでできるだけサッと一覧で確認できるものがあると精神的に安心なんですよね。

このほか、障害年金マニュアルシートや遺族年金マニュアルシートもめちゃくちゃ重宝しています。

マニュアルシート+税務便覧を持ち運び

マニュアルシート3冊ともA4判サイズ(観音折り)ですが、税理士協同組合で配布される「確定申告のための税務便覧」も同じA4判サイズ(観音折り)です。

年金相談の際に合わせて税金(特に確定申告)のご質問も受けることがあるので、私はマニュアルシート+税務便覧の計4冊を持ち運んで相談に臨んでいます。

これくらいなら荷物にもなりませんし、どれもA4サイズですので。

パッと見れる安心感

何度も言いますけど、とにかく年金相談は時間が限られています。

ちょっと迷ったことがあったりすると「いちいちパンフレットのこのページを開いて…」「バックにいる職員に聞く」などとやっている時間がありません。

また、お客様に記入例や見本を見たいという場合に手元にあるパンフレットに掲載されていなかったりするんです。

そんなときこのマニュアルシートを見ていただいたりコピーを差し上げたりすることもあります。

大体の方は見ていただいたら安心して帰られます。

まとめ

今回は年金相談で使っているマニュアルシートについて書いてみました。

年金相談をされる社労士だけでなく年金制度に興味がある方や今後年金を請求したい方は購入されてもいいのかなと感じます。

特に障害年金を自分で請求したい場合は参考になるかもしれませんね。

高い買い物ではありませんが内容は充実していますのでおススメです。

では。

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