高野山へ行ってきました

今週月曜日、ひとりで高野山へ行ってきました。

母の祖父母・両親ともここで納骨しているために、小さいころからしょっちゅう行っていたのですが、中学3年時に塾の高校受験合宿で訪れて以来行っていませんでした。

東京で生活しているとなかなか行けませんでしたし、実家に帰ってきてからも家族で行く機会はありましたが、ひとりで行ってみたいと拒んでいました。

今回の目的はお参りと、電車での旅。

あと、両親から名物の「ごま豆腐」と「焼きもち」を買ってきてほしいと頼まれました。

今回は私の高野山の旅を振り返り、おススメなものを紹介していこうと思いますのでお付き合いください。

*ネットで「高野山」と調べれていただければ詳細は出てきます。

名所はネットで検索していただけたらいいかなと思います。(写真を撮る時間があまりなかったので。。すいません。)

高野山への行き方

和歌山県に住まれている方ですと、通常は車で高野山へ向かいます。

高野山は標高900メートル付近にありますので、車で行くとしてもS字カーブ続出で大変な道のりとなります。

今回、私は電車で行ってみることにしました。

和歌山からですと、JR和歌山線の橋本駅で南海高野線へ乗換えて極楽橋駅へ。極楽橋駅からはケーブルカーで高野山駅へ。高野山駅からバスで移動します。

所要時間は3時間程度。

JR和歌山線は各駅停車しかありませんし、本数も1時間に2本程度しかありません。

景色はいいのですが、停車駅が多くて意外と疲れてしまいました。

その後の、南海高野線は登山鉄道のような感じで、トンネルが23個も続きます。

カーブも多く左右に大きく揺れながら標高500メートルを登り極楽橋到着。

ケーブルカーは5分で到着しますが、標高900メートルまで上がるため急斜面を一気に登ります。

ただ、和歌山から行くよりおススメの行き方として2つあります。

  • 大阪なんば駅から南海特急こうや号に乗ると乗り換えなし

大阪にある南海なんば駅からこうや号という特急が出ています。これに乗ると1時間30分程度で乗り換えずに極楽橋駅まで行けます。それ以降ケーブルカーで高野山駅へ行くのは同じです。

  • 大阪などから観光バスに乗る

大阪からですと、ツアーが組まれていて高野山の主要な寺院を回るというものがあるかと思いますので、それを利用して観光バスなどで移動するのもいいかなと思います。

バス移動は南海りんかんバス「1日フリー乗車券」がお得!

高野山駅から奥の院へ行ったり、寺院があるところへ行くにはバスで移動します。

その時は1日フリー乗車券を買ったほうがいいです。高野山駅にあるバス営業所で販売しています。

大人840円でバス乗り放題+寺院の拝観料・飲食店や土産物店の割引クーポン付きです。

奥の院まで片道420円しますので、往復すれば元が取れてしまいます(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

 

あと、高野山駅南海りんかんバスの「高野山山内地図」もバス営業所でもらっておきます。

地図と時刻表が載っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バス時刻表にない臨時便がけっこう走る

平日ですと、バズの本数は少ないです。

しかし、バス停をみると「状況により臨時便を出す」と書いてあります。

そのとおり、月曜日でしたが観光客がいたせいか臨時便が走っていました。

帰りも30分待ちでバス停付近をうろうろしていたらちょうどバスが来て早く駅へと向かうことができました。

高野山は「奥の院」へ

高野山は金剛峯寺など有名な寺院がたくさんありますので、周りきれないのが通常です。

私は小さい頃から行っているのは、弘法大師の御廟(ごびょう)がある「奥の院」です。

参道は2キロ弱。「御廟(ごびょう)の橋」を渡って燈籠堂(とうろうどう)の中へ。そして、お堂の裏へ回ると弘法大師御廟(こうほうだいしごびょう)があるのでご報告(お参り)。

そして、燈籠堂をぐるっと回った地下に「燈籠」と「身代わり大師」があり、納骨をするとここで祭壇されることになります。

今回の目的であった地下に入ることは、コロナの影響で立ち入り禁止となっていました。

しかし、しっかりお参りすることができましたので、来てよかったです。

「一の橋(いちのはし)」と「中の橋(なかのはし)」

一の橋とは、奥の院へ行く表参道の入り口です。

このルートが正式な参道となっていますが、観光バスや車で参拝される方は大きな駐車場がある中の橋からのルートを使います。

私たちも通常は中の橋ルートから行きます。今回も中の橋ルートで。

一の橋からだと片道で40分以上かかります。

中の橋からですと片道20分程度ですし、そばにお土産物屋や飲食店もあります。

どちらのルートで行っても数々のお墓を見ながら雰囲気を味わえます。

お土産物は中の橋付近で揃う

私は今回、奥の院へ行く前に母からの依頼であった「ごま豆腐」と「焼きもち」を購入していました。

この中の橋付近のお土産物屋でこれらが揃います。

私たちが代々購入しているところは、

  • みろく石本舗・かさ國:焼きもち(本店は別のところにありますが、奥の院店があります)
  • レストラン楊柳:ごま豆腐(生ごま豆腐もあります)

*生ごま豆腐は、事前に注文しておき参拝中に作ってもらえます。賞味期限は翌日まで。

ごまの風味が強く甘さがあり今までのものと全く違いました。実は今回我が家も初めて購入し感動してしまいました。普通のごま豆腐は賞味期限は長いです。

ごま豆腐や焼きもちはネットでもおススメのお店は紹介されていますが、ここ以外食べたことはありません。

奥の院の往復だけで相当疲れますので、うろうろしたくないかたはぜひ。

「御廟(ごびょう)の橋」から先は写真撮影禁止

「御廟の橋」を渡ると、聖域中の聖域となるために写真撮影は禁止です。

橋の付近に立札で禁止事項が決められています。

橋を渡るときに一礼してから渡ります。その時からすでに背筋がピンとなる自分がいました。

私がちょうどこの橋を渡ろうとしたときに僧侶いましたのでしぐさを真似てわたってみました。

高野山では修行をされている僧侶とあちこちで出会えるので、普段見かけない分うれしいですね。

数珠は燈籠堂で献木(寄付)すると記念品としていただける

高野山の象徴である森林保護や整備のために、1口2,000円を寄付すると高野杉を使った「五色腕輪念珠」という数珠をいただけます。

五智如来を五色で表したもので、左腕に身に着けておきます。

数珠は持っていって中の橋から身に着けておくそうですが、もしなかったらここでいただいてもいいかと。

今回初めていただきましたが、ずっと身につけていました。

 

 

メイン通りでカフェ・お土産物屋巡り

高野山にもメインといえる通りがあります。

奥の院の手前にある「千手院橋~小田原通り」バス停付近です。

ここはおしゃれカフェもありますし、お土産物や飲食店もあります。

私は今回、「光海珈琲」にお邪魔しました。

ネットでも人気で、高野山の水を使ったコーヒーや、精進カレーがあります。

私が頼んだのはアイスコーヒーと、1日フリー乗車券についていたクーポンでミニアイスをいただきました。

 

 

 

 

 

他にも、薬局や郵便局・銀行もあり、生活の中心地でもあるようです。

高野山で宿坊に泊まるのが流行っているそうですが、その宿坊の案内センターもこちらにあります。

金剛峯寺もこちらから行ったりしますが、今回は行きませんでした。

まとめ  気温差に注意しましょう

高野山は標高900メートルにありますので、気温が10度近く違います。

月曜日は日中で18度予想でした。

実際は21度だったのですが、和歌山市内は28度ありましたので。

半袖で行こうとしていたのですが、薄手の長袖を持っていっておいて正解でした。

観光客も長袖で半袖の方は見かけませんでした(苦笑)。

夜は本当に冷え込みます。

11月頃からは氷が張ったり雪が降ることもありますので。

たった一日でしたが、心が洗われました。

では。

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