年金相談員を辞めるか…

最近年金相談で嫌なことがあり、年金相談員を続けることに自信がなくなりました。

年金に興味を持ち始めこれまでいい経験もさせていただいていたのに…。

嫌なことが重なってしまいモチベーションが一気に下がりました。

人間関係のもつれ

もともと人見知りな私。

年金相談時に年金事務所の職員などから話かけられてもそっけない態度です。

相談を開始して1年もたたない新人なのに指導し甲斐がないと思われたのでしょう。

理不尽な指摘を受けることも多くなり、毎回の相談がつらくなってきました。

年金相談員が少ない状況なのはよく分かっています。

でも自分の精神状態が悪化してきているのがよくわかります。

ストレスから夜寝つけずに思い悩むこともしばしば。

その都度先輩社労士にも相談に乗ってもらっていましたけど、もう自分で動くしかないなと思って。

収入が減ってもいい

年金相談員は毎月報酬をいただくことができます。

週1日入るのが基本ですのである程度収入は入ってきます。

しかし、割に合わないくらい精神的な負担を最近特に感じます。

嫌々モードに突入しているからそう思うのかもしれませんけど。

収入が減っても精神的な安定を求めたほうがいいと私は感じます。

私一人だけの責任で済む話ではありません。

日本年金機構という組織のひとりとして行動することが求められていますので。

組織に向いていない私がそもそも組織の中で仕事するなんて無理だったのかなと思います。

減った収入はほかのことで補うしかありませんがそのためにはもっと自分をアピールしていく必要があるのかなと。

社労士業を辞めてしまうのもひとつ

極論ですが社労士業そのものを廃業してしまってもいいんじゃないかなと思うこともあります。

社労士業でやってみたいと思っている仕事の中だと、

  • 労基署年金事務所調査
  • 給与計算
  • 障害年金

の3つです。

全部が嫌になったらその時に廃業を考えるかと思いますが、今のところは今後も続けたいと思っているので試行錯誤を繰り返すことになりそうです。

お客様に向けて対応する

私が組織に向いていないなと思ったのは、その組織の中でお伺いを立てたり意見を確認したりという「意思疎通のめんどくささ」がありました。

今回私が受けたトラブルもその組織内からの指示が原因でした。

素直に従おうと謝罪をしましたけどどうも納得ができませんでした。

お客様には耳が聞こえづらい方、足の悪い方など様々な方が相談にお越しくださいます。

組織の意向よりもお客様に納得して帰っていただくのかが最優先だと思っています。

これは前の税務署でもそうでした。

お客様対応の時間が長引き「早く帰るように客に言え!」と上司からせかされたこともあります。

そんな対応が当たり前に行われていると私は納得ができないんです。

耳が聞こえないお客様がいたらそれなりに声を出して話をせざるを得ません。

アクリル板があるので聞き取りづらいのです。

しかし声が大きすぎるから気を付けるようにと組織内の職員から指摘を受けることもあるのです。

たしかにその場は謝りますがお客様のことを考えることがまず先だろうと思うのです。

今後私は組織よりもお客様の対応を優先します。

お客様に納得してもらって帰っていただきたいですし。

ただなんでもお伺いできるかというとそうでもありません。

私も知らないことがたくさんありますしご迷惑をおかけすることもありますので。

仕事の範囲を広げすぎずに、事務所ホームページからお問い合わせいただきニーズに合ったお客様にはしっかりと対応させていただこうと思っています。

まとめ

最近嫌なことがあって年金相談員辞めようかなと思ったことがあったので書いてみました。

ただ、先輩社労士や周りのご協力もあって代替策を考えていただけることになりました。

「今辞めたらもったいないよ」

その言葉がやけに突き刺さりました。

なのでしばらくはまだ続けるつもりです。

社労士会の皆様に感謝もしつつ今後も自分ができる範囲内で相談対応をしていこうと思います。

では。

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