ここ3年間個人事業主の方向けに税務署から記帳指導を依頼され担当させていただいています。
また、社労士業務では年金相談員として街角の年金相談センターや市役所などで相談対応をさせていただいています。
皆様の声をお聞きすると、「相談できる場所があってよかった」とおっしゃられます。
個人の方のほうが何かと不安をお持ちなのかなと思ったりしています。
【事務所お知らせ】お客様の声から生まれた「チェック業務」
記帳指導は1回90分で年4回という限られた時間ですので終わってからも不安に感じられているようです。
来年以降も記帳指導をお願いしたいというご意見もいただくことがあります。
- 今年だけじゃ不安だ
- 来年以降もひとりでできるのか
- 今は分かったつもりになっているけど忘れてしまいそう
1年限りの対応ですので次回以降は税理士とお話してくださいと税務署からも案内されているようです。
ただ個人事業主の方はどうしても資金面で税理士と顧問契約を結ぶのはなかなか大変な気がするのです。
顧問契約ですと年間数十万円の支払となるのが一般的ですし、単発で申告書作成だけでも10万円前後。
安いところを探していただくというのも一つの手ではありますが、それなりの対応になってしまうのかなと(話を聞いてもらえない・事務員対応など)。
記帳指導でお伺いさせていただく個人事業主は最近スタートを切ったばかりであるとかそれほど大きな規模ではないところが多いです。
そのため、分からないところだけを確認していただければ顧問契約まで結ばなくても対応できるのではと思い、チェック業務を設けました。
ご自身である程度作成できるのにわざわざ顧問契約を結んでってお金がかかって仕方ないと思いますので。
個人の方向けの業務
もともと個人事業主・フリーランスの方向けの業務をご提供しています。
実際お話を伺うと、個人の方で確定申告になると不安になってご相談される方が多いんですよね。
また、年金相談の際に確定申告のお話をすると怖いという方もおられます。
たしかに最近では国税庁ホームページやスマホで確定申告書が作れるようになりましたが、その内容が正しいかどうかは判断できません。
そのため、個人事業主・フリーランスの方だけにしぼらなくてもいいのかなと。
例えば、副業をしているサラリーマンとか、不動産収入のある方なども決算書・申告書の作成は必ずありますからね。
私が住んでいる地域では会計ソフトをお使いじゃない個人事業主の方も多いです。
Excelでもなく手書きで、という方も。
そんな方に経理業務をためこまずにしてほしいなという希望もあって、会計ソフトを導入してもらい操作をしながら経理していただくサポート業務も入れています。
このほか、日本を出国する方や日本に帰国した方の確定申告を追加しようと思っています。
すでに海外で居住している方の退職所得の選択課税は業務メニューに加えてあります。
まず業務メニューにしてみること
このように業務メニューを追加して行き当たりばったりじゃんと思われるかもしれませんね。
不安ではありますよ。
ただ、間違えない自信ってどこまでやれば身につくものなのでしょうか?
件数をこなせば必ず間違えないというものでもないでしょうし、初めてやる業務は不安を伴うのは誰しも同じでしょう。
その都度壁にぶつかって改善していくしかないんですよね。
業務メニューに掲げているものはすべて自分がやってみたい・経験してみたいという希望も入っています。
税務調査や源泉所得税・年金という経験してきているものも含めて新たな発見・経験をしたいなと。
一番はストレスなく仕事ができることです。
やりたくない仕事が多いと時間をかけても達成感は得られないのかなと思いますので。
まず、事務所HPに業務メニューとして挙げてみてご依頼があったら真剣に対応すること。
そのひとつひとつの積み重ねなのかなと。
ミスするかもしれませんし至らない点があるのかもしれません。
ただ、声を上げないと振り向いてもらえないことは前職の税務署でも学びました。
ネット営業が中心ですから事務所HPに公開して初めて皆様に見ていただけます。
まとめ
今後も個人の方向け業務は増やそうと思います。
年金業務についても、障害年金だけでなく老齢年金や遺族年金の請求代理もお受けしてもいいのかなと。
外国人の年金請求もおもしろそうですね。
今後の展開をお待ちください。
では。