いきなりですが私の悪い性格なんですけど、つい強い口調で話してしまうことがあります。
相談後に「言い過ぎたな…」と思って落ち込むことも。
お客様に失礼な態度を取っていないかと思いながら仕事をしています。
【事務所お知らせ】態度に出てしまっていないか
無料相談をお受けする機会が多いですが、お客様がご理解いただけないとつい語気が強くなってしまいます。
お客様の相談を受ける態度にもよるんですけど、脱税まがいのことやどうやったらもっと年金や税金を減らせるのかという無理な要求があると身構えてしまいます。
お答えできないことを申し上げると不機嫌になられる方も多くて。
毎回もう少し適切な回答ができたのかもしれないなと申し訳なく思うこともあります。
先日もお客様の話が長いことが気になっていて、「そこはどうでもいいのにな~」と思っていたのもあって早口でしゃべってしまいました。
お客様へ事前にやってほしかったところがあったにもかかわらず何もしていないとおっしゃられてしまい指導している意味があるのかと悲しくなってしまったのです。
仕事が忙しかったというわりに関係ない話を聞かされたことでつい口に出てしまいました。
そうなんです。
理不尽だなと思うほど私は態度に出てしまうんだなと。
- 強い口調で話してしまう
- はいはいと適当に相槌を打ってしまう
- 無理やり話を終わらせようとしてしまう
何度もミスをしてきているのにも関わらずです。
専門家としてダメですね…。
言い切ってしまうことが不安
この仕事を始めてから結論を言い切ることにかなり不安を覚えるようになりました。
というのは、正しいと結論づけたものがことごとくミスしてお客様にご迷惑をおかけしたことがあったからです。
年金相談でも税務相談でもミスはあります。
年金相談を受けたご本人ではなくご主人からクレームを言われたこともあります。
勉強不足なのにも関わらず周りに確認もせずに正しいものだと思って答えたことが間違えていました。
お客様からしたら専門家に相談しているのに間違った回答をされたらたまったものじゃないですよね。
最近は原則どおりの回答をお話して、特例などは判断しかねることをはっきりお伝えするようにしています。
年金相談でも税金の話になれば概要だけお伝えしてあとは税理士や税務署・市役所に確認するようにお願いしています。
お客様の多くは相談したいという気持ちで来られるのですが、たまに説明をしてもいいところだけを切り取ってしまう方もいたりケンカ腰で来られる方もいます。
そんな時でも平常心でいられたらいいんですけど私は正直まだまだ無理かもしれません。
自分も気を付けないと
たまに片方のイスに腕を回して相談対応している士業の方をみかけます。
「態度悪いな~」と思うことがあります。
ただ、ふと我に返って「私はそんなことしていないよな?」と不安になりました。
相談をお受けする態度としてふさわしいのかどうか。
相談対応時はスーツを着用することにしていますがネクタイは基本していません(年金相談はネクタイ必須だと言われております)。
これは首回りが太いためにネクタイをしていると息苦しそうに見えると言われたことがあるからです。
フォーマルな場でもそうしています。
ただお客様の中にはネクタイの有り無しを気にされる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも個人的には税理士社労士に親しみを持ってもらいたいという気持ちもあるのであまり気にしていません。
ただ相談時の口調は本当に気を付けたいなと。
もし言い過ぎたと思ったらすぐに謝るようにしています。
あとで嫌な思いをされるのも申し訳ないので。
お客様の態度が悪いからこっちもそんな対応でいいということはないです。
そんなの平行線をたどるだけですから。
できるだけお客様に意見を合わせつつ、ただダメなものはダメと言えるように。
…ってそんなときほど強い口調になってしまうので悩ましいところですね。
まとめ
税務署勤務中、電話で罵声を浴びせられてイライラしたことがよくありました。
ある場面では上司に理不尽な態度を取られたことで言い争いになったこともあります。
でも最近になり自分にも相当落ち度があったなと感じるようになりました。
失礼な態度・言動をしていないか。
一方的にお客様を責めるのではなく自分が悪くないかをまず考えるようにしています。
では。