私は市役所への出張相談のほか、街角の年金相談センター(オフィス)で年金相談を担当をさせていただいています。
「年金相談は年金事務所」と思われるかもしれませんが、今日は街角の年金相談センター(オフィス)って何をしているところなのかについてご紹介してみます。
【事務所お知らせ】街角の年金相談センター(オフィス)とは?
街角の年金相談センター(オフィス)は、年金事務所を管轄する日本年金機構から委託を受けて全国社会保険労務士会連合会が運営しています。
「年金事務所の出張所」みたいなイメージがわかりやすいかなと。
街角の年金相談センターのあとにカッコ書きで(オフィス)とあるのは、規模が大きいところがセンター・オフィスは規模が小さいところです。
和歌山県の街角の年金相談センターは1か所しかなく少人数(3人)でやっていますので「街角の年金相談センター和歌山オフィス(以下、オフィス)」となっています。
予約受付時間は平日8:30~16:00となっています。
行っている業務
オフィスでは、基本的に年金事務所と同じようなご相談や受付を行っています。
具体的には、
- 年金の受け取りのご相談(在職老齢年金など)
- 年金の請求手続き
- 年金の見込み額の試算(50歳以上)
- 住所変更や受取金融機関の変更届等の受付
- 「ねんきん定期便」等の年金加入記録についてのご相談
があります。
一応、オフィスでも年金の源泉徴収票や支払通知書・年金証書や改定通知書等の再交付の受付ができることにはなっていますが再発行はできません。
お急ぎの場合には年金事務所をご案内することになっています。
担当者が社労士
オフィスでは、窓口担当者は全員社労士資格を持っており、窓口に入るために一定の研修を受講した人が担当することになっています。
年金事務所では、日本年金機構に採用された職員が担当しますのでその点は違うところかなと(年金事務所に社労士が入ることもありますが)。
基本的には年金相談だけですが、予定している時間よりも相談が早く終わったときはそれ以外の相談もお受けすることがあります。
まあ相談が早く終わることはあまりないのが実情です…。
ちなみに、私は一応税理士でもあるので年金以外に関連する税金の話は少しさせていただくことがあります。
年金と給与両方あったら確定申告必要なので税務署にも相談してねとか、さらっとお伝えするだけでも喜んで帰っていただけます。
結局、お客様に納得して理解して帰っていただけるのが一番こちらもやりがいを感じるところではあります。
受け付けていない業務がある
ただし、オフィスで受け付けていない業務があります。
- 国民年金に関するご相談
- 事業所からのお届けの受付
国民年金にかかるご相談とは、例えば、国民年金保険料の免除を申請したい場合やその手続きですね。
事業所からのお届けとは、例えば、算定基礎届とか月額変更届など事業者が提出をすることになっているものですね。
どちらも、年金事務所(国民年金のご相談は市区町村でも可)で受付となっています。
事前の予約は必ず
年金相談をお受けする場合には、ご自身または配偶者の方の年金加入記録を確認するために事前にご予約をいただくようにお願いしています。
今はコロナ禍が落ち着いたので飛び込みでご来訪いただく方もいらっしゃいますがご予約いただいた方が優先ですのでお待ちいただくか再度ご来訪いただいています。
年金事務所が混雑しているからということでオフィスに来られる方も多くいらっしゃいますが、飛び込みはやはりお待ちいただくことになります。
年金事務所同様、事前のご予約は必要だとお考えください。
まとめ
今回は、街角の年金相談センター(オフィス)について書いてみました。
年金事務所へ年金相談の予約をしようとしたらかなり先までいっぱいだったという場合にはオフィスに一度予約されてみたらいかがでしょうか。
ほとんどの業務は年金事務所と変わりませんのでご安心を。
では。