税務署で確定申告期間のアルバイトをした思い出

来週月曜日、3月17日が所得税の確定申告期限です。

この時期は税務署に行けば非常勤職員(アルバイト)の方に出会うことがあります。

私もこのアルバイトの経験があるので今日はその思い出を書いてみたいと思います。

国税職員採用前に

私が東京国税局に採用になったのが2004年4月です。

採用前の2004年2月~3月中旬にかけて確定申告のアルバイトをしていました。

当時住んでいた管轄の日野税務署でのアルバイトです。

10:00~16:00の勤務で徒歩で行ってました。

近くに大学が多かったこともあり「大学生のアルバイト先」のような雰囲気でした。

女性が多く男性は4名のみで私以外は大学の後輩が2名と他大学が1名でした。

午前中と午後で仕事内容が変わりました。

当時はまだ手書きでの申告が主流でしたので、紙で提出された申告書の内訳を見て、プレプリか手書きか・納付か還付か・譲渡ありか損失ありかなどを区別する係。

あとはATMみたいな機械で会場で申告書を作ることができたのでその操作。

そのほかは受付対応を担当していました。

日野税務署は多摩市・日野市・稲城市を管轄し個人の納税者が多く住んでいますので2月はそこまで忙しくはなかったのですが3月に入ると多くの方がお越しになりました。

税務署や外にあった申告会場は混雑しておりみなさんイライラされていました。

申告書提出のために「列になってください」と呼びかけていたら、

うるさい!!

早くして!急いでいるんだから!!

と言われたことも。

機械操作を間違えたら私たちアルバイトの責任になることもあり大変な仕事だったなと思います。

職員と同じ扱いなんですよね。

この申告内容であっているのかなとか、この数字ってここに書けばいいとか普通に質問を受けることもあり…。

そんな時は「アルバイトなので答えられないんです」と言って謝って歩いていましたね。

日野税務署は個人課税部門の職員はそのわりに少なくて当時アルバイトを指導してくださっていたのは2人であとはベテランのパートさんでした。

この2人の方はアルバイトメンバーを1度飲み会に連れて行ってくれました。

4月から東京国税局に採用になることを言ったら「わざわざ採用前に税務署なんかでアルバイトしなくていいのに」・「嫌でも確定申告期は応援あるから」と言われ…。

私の中で採用前にどんな職場なのかを何となく知っておきたかったということと、採用までに時間があったというのもありました。

まあ確かに採用後は当たり前のように確定申告の応援はありましたし、あわただしい雰囲気は税務署内にいればわかりましたのであえてやることもなかったなとは思います。

【事務所お知らせ】  

国税専門官の採用面接の話題に

確定申告期のアルバイトについては無理にやらなくてもいいとは思いますが、国税専門官採用試験の面接試験でアピールできるかなと今は思います。

私自身国税専門官採用試験の1次試験が終わってから面接試験までの間に税務署見学に行きました。

それこそ日野税務署へ行って署長とあいさつをしてから署内を見学させていただいたことがあります。

このことを面接でお話したのですが、やっぱり何もしていないよりは人事側は意欲があると感じ取ってもらえやすいですよね。

さらに税務署でのアルバイト経験があればなおさらプラス材料に働くでしょうし。

職員との交流と雰囲気を感じとる

当時時給は800円くらいだったかと思います。

正直お金よりも職員と話をしたりバイト仲間と交流を楽しんだりしていたなと。

あとは確定申告期間中の雰囲気を感じ取りたいというのがありました。

職員からは「採用後大変だからね」と言われてかなりビビっていましたけど本心だったんだなと今は思います…。

バイト仲間からは公務員試験を受験するかどうかの相談を受けたこともありますね。

まとめ

私はこの確定申告期間中のアルバイトをしてよかったと思っています。

職員として見る雰囲気とはまた異なっていましたので。

もし興味がある方は応募してみるのもありかなと思います。

では。

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