開業までの準備として、「仕事道具」について考えてみます。
仕事道具というのは、パソコンとか書籍とか自分が仕事を行ううえで準備しておこうかなと思っているものです。
もちろん仕事が始まればさらに買い足したり、ひょっとしたら不要だなと思うものも出てくるかもしれませんね。
まずは今必要だなと思うことを挙げていきたいなと思います。
パソコン・スマホ・ネット環境
これらは仕事をしていくうえで必須かなと。
特にひとりで開業しようとする私にとってこれらがないと何もできない。。。
今はノートパソコン(lenovo)とスマホ(Android)を使っています。
買い替えようと思っているのですが、まずは今使っているもので始めてみようかと思っています。
ちょっと重たいなというときもありますが、もともと容量を使っていなかったのでまだまだ余裕があります。しかし、これからはちょっと厳しいのかなと。
lenovoのノートパソコンは私は意外と気に入っていて、入力がとにかくしやすい。
まあ安く購入できたというのもあるんですけど。
これまではそれほどこだわらなかったノートパソコンですが、これからは容量とかも気にしながら買い替えたいなと。
スマホもiPhoneに切り替えることも考えましたが、今のところそれほど不便を感じることはありません。
東京に住んでいたころからモバイルSuicaを使ったキャッシュレス決済をしているので、おサイフケータイ機能のある機種は絶対条件です。
ようやく和歌山県内のJRでSuica系ICカードが使えるようになりました。(今年3月のダイヤ改正で和歌山県内全域に拡大されます。今は一部地域のみです)
しかし、まだまだ現金払いのものは多くて困ったりしていますね。バスや飲食店・スーパーも多くが現金だけしか取り扱っていません。
ネット環境も、実はそれほどいい環境ではありません。
自宅にはWifiがありますが、朝から昼にかけてYoutubeなどの動画を見たりするとよくフリーズします。
線路と道路のすぐそばに家が建っているので、交通量が多くなったりするのが原因かなと。
ただ普通にブログを書いたり、何かを調べたりするということは全然できます。
パソコンとスマホは絶対に持ち運びたい。
お客様のところにお伺いするときも、最低限はこの2つは持っていきたいなと。
パソコンにあるデータはOnedriveに保存してスマホでも見られるようにしていたり、基本的にパソコンとスマホは同期できるようにしています。
あとは移動中のネット環境。今のところポケットWifiを持つことも考えたりしていますが、今のところテザリングでいいかなと思っています。
ちなみについ最近まで20年近くドコモユーザーでしたが、今は日本通信のSIMを使っています。
3GBで1480円のプランにしています。
その日本通信のプランの中に16GB使えるプランがあるので変更しようかなとか考えています。
ただドコモの新プランもちょっと気になったり。。
実際に移動する環境になったらいろいろ試してみてその都度考えます。
クラウドソフト
活動していくとなると自分の経理もしなければならなくなりますし、お客様から申告書や届出書の作成をお願いされることも出てくるかと思います。
そこで、今はクラウドソフトを試しながら使ったり、使おうと考えているものがあります。
- 経理:マネーフォワード、マネーフォワードME(家計簿)
- 社会保険届出:SmartHR
- 決済:Square
- 契約書:クラウドサイン
経理に関してはすでに家計簿としてマネーフォーワードMEを使っているので、そのままマネーフォワードを使おうかなと。ただ、freeeも使ってみたいなと思ったりしています。
あと、個人事業主は銀行口座を事業用口座と生活用口座に分けた方が管理しやすいと言われています。
実際分けた方が管理しやすいのですが、私の場合はもともと生活用口座の他に貯蓄用口座を作っており、新たに口座開設する手間を考えて貯蓄用口座を事業用口座に転用しようと思っています。
そのうえで、マネーフォワードMEにすべて連携させておいて、事業用の入出金分をマネーフォワードで経理すればいいかなと。
これは税理士の戸村涼子さんのブログを拝見してから導入してみたいと思いました。
最初は手探りなのでまずはあるものを中心に、と思っています。
SmartHRは社会保険の手続き関係の書類が作れるので、実際に今回の家業の年末調整はこれを利用しました。
今後使っていきたいのは、ネット上で決済ができるSquareを導入して振込にいかなくてもいい環境を作れたらいいなと。
当然マネーフォワードにも連携されるので入金管理もしやすくなりますし。
できるだけ現金の管理はしたくないですし、現金の入出金が多いとデータ連携ができないために経理の効率化が図れません。
また、契約書は通常顧問契約以外は作らなかったりするようですが、私は一応契約書は作った方がいいのかなと思っています。
しかし、紙で作ると管理が大変なのと印紙税が課税されるのでどうしようかなと。。
そこで、クラウド管理ができるクラウドサインを使って電子契約書を作成してみようかなと思いつきました。
そうすれば今のところ印紙税は課税されませんし、お客様に署名してもらうときもパソコン上でできてしまいます。契約書の保存もクラウド上ですし。
ただ、実際に始まってみないと分からない感じですね。
いろいろ試してみて自分にあうものを見つけていきたいなと思っています。
マニュアル・チェックリスト
書籍や税理士・社労士のブログ・実体験をまとめたマニュアルとチェックリストをオンラインストレージOnedriveに保存していつでも確認できるようにしています。
Dropboxも使っていますが、これはWordpressのバックアップ用にしています。
なぜOnedriveにしたかというとMicrosoft365Personalを定期購入しているため、Onedriveの容量が1TBに拡大するので使わない手はありませんでした。
「いつでもどこでも確認できる」というのがポイントで、何冊も書籍を持ち運ぶことはできないので、自分で情報を集約しています。
スマホでも確認できますし。
マニュアルとして、税法全般と労基法・労働保険・社会保険全般について、ハンドブックような書籍を数冊PDF化して保存しています。
チェックシートはExcel形式で整理した自分なりのまとめです。
私は記憶に頼ると間違えたことを言ってしまったりするので、常に確認できる準備はしておきたいなと考えていました。
書籍をPDF化したのは大正解でした。
何冊も持ち運ぶのは無理ですからね。
その他
基本的には今まで使っているものを転用するとかそのまま使う予定です。
そもそもそれほど資金的に余裕があるわけではありませんから、今あるもので代用できればそれを活用しようかなと。
プリンターもありますが、紙印刷はほぼしないようにしてスキャナー機能だけ使ったりしようかなと。
自分のやりたい業務のなかで役所調査の対応があります。
税務署などの役所は基本的に連絡手段として電話やFAXがいまだ主流です。
ただ電話をおくことは考えていませんし、電話番号を公開することも考えていません。
あくまで対役所だけ電話は利用するようにしたいと思っています。
FAXもわざわざ購入したりせずに秒速FAXというネットFAXでいいかなと思ったりしています。
まとめ
今回は今考えている仕事道具について書いてみました。
これから使ってみるものもありますので楽しみではあります。
共通しているのは、「いかに無駄をなくすか。」です。
経理にしてもいちいち仕訳を切って入力するというのも面倒ですし、現金取引は口座と連動しないのでできれば避けたい。
クラウド上で管理することで、パソコン上に保存したときのリスクを避けられる。
いつでもどこでも情報を確認できる。
税務職員のときは正直機械音痴も相当なものでしたので考えたこともありませんでした。
でもこれからはいかに効率的な作業をするか。
ひとりだからこそ考えられるのかなと思いますね。
では。
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