開業を考えるとなると、その必要な資金や開業する場所も考えておかなければなりません。
今は、家業の手伝いで給与も若干ですがいただいてますし、実家なので通勤時間もありませんが。
今の生活と大きく変わってしまうので、現状考えている資金と開業場所について書いてみます。
資金について
税務署を退職した時に、15年勤務していましたので退職金が支給されました。
しかし、税務署に勤務し始めてから、TACや大原の税理士講座や実務講座・書籍の購入に多くの資金を使い、さらにうつ病になってからの病院代と薬代が結構高額でしたので、
資金に余裕はありません。
現在、家業から給与は支給されていますが、税務署勤務時代の給与の3分の1になりました。
月4万円は食費や生活費ということで徴収され、手元に3万円が渡されます。
賞与は一切ありません。もちろん家族ですから仕方ないことです。
開業するとなると、税理士登録費用だけでも何十万円もかかるわけで、その上社労士登録をすればさらに数十万と費用がかかってしまいます。
また、開業後はすぐに収入が見込めるというわけではなく、数か月以上先の生活費用まで考えておかなければなりません。
また、私の場合、和歌山での開業よりかは、長年住んでいた東京で開業したいなと考えているので、引っ越し費用も必要です。
考えるだけでしんどくなりそうですが。
当面の必要資金として
①初期費用
- 税理士登録 登録料+登録免許税+登録時研修費用+税理士会入会費+税理士会年会費=約35万円
- 社労士登録 登録料+登録免許税+社労士会入会費+社労士会年会費=約25万円
- 引っ越し費用 自宅兼事務所を借りる予定ですが、家賃は最初かなり抑えようかと。一人ですし。敷金礼金も含めて約40万円
- 備品 パソコンは今使っているものをそのまま使う予定ですし、プリンタもそのまま。揃えるとすれば、ネット環境(Wi-Fi)や会計税務ソフト類、あとデスクとチェアぐらいかなと。 約5万円
全体の合計 約105万円
これくらいは初期費用として考えておいてもいいのかなと。もっとかかってしまうかも。。
(もっと少ないかもしれませんがそれはそれでうれしい…。)
②月の生活費
- 家賃 自宅兼事務所 約6万5千円(6万円くらいであればいいなと)
- 保険料(国民年金・国民健康保険料など)約4万円
- 食費 約4万2千円
- 水道ガス代 約8千円
- 電気代 約1万円
- スマホ、ネット、クラウドソフト代 約1万5千円
- 交通費 約7千円
- その他 約1万円合計で約20万円 意外とかかってしまいますね。
(もっと切り詰めたいです…。)
おそらく、初期費用と最初の数か月で私の自己資金はなくなってしまいそうなので、
ひとり税理士のブログやインターネットで調べたところ、
日本政策金融公庫の「新創業融資制度」という融資制度を見つけました。
この制度を申請してみて審査が下りれば、少し生活も楽になりますし、事業見通しも長期で考えることができるかもしれません。
また、私がこの制度を利用して開業することで、融資制度を身をもって体験することができますから
お客様に融資のご相談をされたときにお応えできるのではないかと。
融資って借入ですから、返済とか怖いなというイメージですが、もっと調べてみて利用してみようと思っています。
融資額は400万円程度で、5年程度で返済したいですね。
あくまで想定です。
書類もきちんと作成して準備しておきたいですね。
開業場所について
先ほども書きましたが、自宅兼事務所を賃貸しようと思っています。
ひとりですし、事務所を新たに借りる必要もないかなと思っています。
もし、お客様と面談があれば、こちらからお伺いしたり今やZOOMなどのコミュニケーションツールもありますので、わざわざ会いに行くこともないのかなと。
また、人生の半分を東京で過ごしてきましたので、和歌山県で開業するよりはなんとなく土地勘がある東京にしようかと。
まあ東京近郊であればどこでもいいのかなと思いますが、
今のところ、大学時代に一度住んでいた「多摩センター」がいいなと考えています。
当時とだいぶ変わっていると思うのですが、私にとっては住みやすく交通の便もよく、家賃も安かった気がするんです。
しかも、わが母校、中央大学も多摩モノレールができて行きやすくなりましたし。(大学入学当初はバスしかありませんでした)
学食は激安で誰でも利用できますから、仕事の合間にパソコンを持って大学へ行く。
そして、大学の図書館でブログを書いたり本を読んで、学食で食事して帰宅ー。
食費も浮きますしブログ書いて本で情報収集もできますから、ぜひ利用したいですね。
まあ、多摩センターに事務所可物件があるといいのですが。
もし家賃が高くなってしまったら、その他の費用を抑えるか、もっと安いところを探そうかと思っています。
まとめ
まだ漠然としていますが、今後のことを考えています。
コロナの影響で、感染者の多い地域に引っ越すのもどうなのかなと考えてしまうこともありますし、
本当に融資制度を利用することができるのかという不安も若干あります。
状況を見極めながら、行動に移そうと思います。
では。
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