開業準備ってどこまでやればいいのでしょうか?
今までやったことのないことでも、一応は調べたりしながらでも準備はすると思うのですがそれをしすぎて不安が募るのも問題だなと思っています。
今回、開業するにしても準備はある程度にして、その後いろいろ壁にぶつかりながらでもいいのかなと思っています。
トライ&エラーで行こうかなと。
ある程度の準備は必要だと思うが…
新しいことをするときはやはり何から始めたらいいのか分からないので、一応は準備しておきます。
今回の開業準備ですと、
・仕事道具(パソコンやスマホ、書籍、クラウドソフト)を選んでおく
・開業場所と勤務時間(会社員と兼業のため)を決める
・事務所ホームページを作成する
・業務内容と料金を決めておく
をやっておくことにして、あとは修正しながら付け加えていったり削除したりすればいいかなと。
同じようにひとりで開業されている税理士や社会保険労務士のブログを拝見して情報収集をしておきます。
しかし、どこまで準備したことをいざ実践できるのかと言われたら、活動してみないと分からないことも多いのかなと。
特にお客様からどれだけ依頼をしていただけるのかで左右されることもあるような気がしています。
実際に掲げようと思っている業務内容も、お客様が本当に求めていることなのかどうかわかりませんから。
ひょっとしたら他のことを依頼されているのかもしれないですし。
ただ、それが自分の苦手な分野だったり、乗り気じゃないものだったりしたらやっても自分の首を絞めるだけです。
そこは、まず自分がやりたいと思うことをお客様にアピールしてみて、その都度修正していってもいいかなと思っています。
絶対に想定していないことが起こる
税理士社労士業という今まで未経験の業務に飛び込むので、実際想定しているところと大きく違ってくることも起きてくると思うのです。
そのため、これだと決めつけるよりは柔軟に対応できるようにしておくことも必要なのかなと思っています。
私の場合、意外と決めつけてしまうと失敗してしまうタイプです。
応用が利かなくなってしまいます。
例えば、税務署勤務をしていたときの税務調査でも、事前準備の段階でこれは問題点だと決めていったことが外れたときに、ほかのところに目がいかず上司によく指摘されていましたね。
それ以降は、最低限チェックすべきところ以外はその場で柔軟に対応するようにしていました。
具体的には、調査に行く前にメモを作成し準備した資料の中に入れておきました。
そして、調査中も、
これらを意識していました。
最初は文章で一言一句書き取らないと気がすまなかったのですが、話を聞きながら書くのに文章だとまとまらないですし、結果的に何を言っていたのか分からなくなることが多かったのです。
ある程度の準備をして、想定外のことは絶対に起こるということはいつも考えておこうと思っています。
周りに流されないように
最初はきっといろいろ周りに方から情報提供があると思うのです。
自分が準備してきたものを修正する必要が出てくることもあるのかなと。
しかし、まったく一から考え直して自分がやりたくないことをやるのはつらいです。
自分がやりたいこと、やりたくないことはきっちり決めておき、周りの言葉に流されないようにしないといけないと思っています。
不安だからこそ人の意見に流されてしまいそうになりますが、そこはきちんと壁を作っておかないといけないなと。
新たなことをするときは、否定的な考えをもつ方と接することも出てきます。
「今はやめといたほうがいい」などなど。
そこで振り回されてしまう自分がくやしいですしつらいことです。
これから自分で決めた道を歩んでいきたいと思っているのに、周りに決めつけられるのはもう嫌ですからね。
不安は不安ですけど、自分が決めたことはぶれずにやっていきたいなと思っています。
自分はポンコツなんだと自覚しておくと安心する
私はポンコツ人間だと自負しています。
要領は悪いですし、人の3倍以上時間をかけないと理解できないような人間です。
そんな私が新たなことを始めるのです。
そりゃうまくいかないことも出てくるだろうと。
失敗してもまた頑張ればいいや、くらいの気持ちがあれば安心できるのかなと。
もちろん失敗したことは二度としないように記録しておかないといけないとは思いますが。
ひとりで活動することを選んだので、自分で何もかも考えていくわけです。
トライして失敗しての繰り返し。
最初からうまくいくなんてこれっぽっちも思いません。
ずっとずっと考えながら、でもある程度のところで「開き直り」も必要な気がします。
まとめ
今回は、開業準備しながら実際に活動し始めたら不安なことばかりかもしれないなと思って記事にしてみました。
実際に自分が思っていることとまったく違う展開になることがあるかもしれませんし。
自分がやりたいと思っていること、考えていることはぶれないように。
あとは柔軟に考えられるように、がちがちに決めつけて行かないようにする。
不安は消えませんが、前向きにとらえることで安心できるのかなと。
失敗しながらでもたくさん経験を積んでいければいいなと思っています。
では。
[事務所お知らせ]