最近、ラジオを聴くことが増えてきました。
もともとテレビはリアルタイムで観ることはなくてたいていはTVerやYouTubeで観ています。
ラジオもリアルタイムではなくRadiko(ラジコ)タイムフリーやYouTubeで聴いています。
いつでもどこでも観たり聴けたりするので重宝しています。
先日、よく聴いているラジオ「オールナイトニッポン0」で気になったことがあったので今日はそのことについて書いてみたいと思います。
佐久間宣行の「オールナイトニッポン0」
3/3(水)にニッポン放送で佐久間宣行(以下、佐久間さん)の「オールナイトニッポン0」が放送されました。
佐久間さんはテレビ東京のプロデューサーで、数々の番組を手掛けている方です。
オールナイトニッポン0は毎日深夜27時から放送しており、毎週水曜日の深夜は佐久間さんが担当されています。
この佐久間さん、3/1に3月いっぱいでテレビ東京を退社することが報道されていて、その発言に注目が集まっていました。
私も気になっていたのですが、さすがに27時=午前3時ですから起きておくのは無理だろうと思って、結局YouTubeで次の日に視聴することにしました。
管理職ではなく番組作りをしたい
そこで語られたのは、テレビ東京を退社することと退社することに至った経緯でした。
年齢も上がってきてカンペを出したりするという仕事をする人が自分が最年長くらいになってしまったこと。
出世もして管理職を打診されていたが、管理職になってしまうと番組作りに携わることができなくなってしまう。
管理職ではなく番組作りをしたい。
佐久間さんの父親が55歳で亡くなっており、今45歳になる佐久間さんの中で55歳が一区切りだと思っていて、残り10年間は好きなことをしたい、とおっしゃっていました。
そして、退社にあたって奥様にお話ししたら了解を得たこと。
フリーにはなるが引き続きテレビ東京と契約し、今担当している人気番組「ゴットタン」「あちこちオードリー」「考えすぎちゃん」は引き続き担当する。
他にも仕事の幅を広げていくこともおっしゃっていました。
その後は退社時の経緯をおもしろおかしく語った佐久間さん。
あっという間に時間が過ぎていきました。
聴いていて思ったのはほんとうにやりたいことをしたいんだなと思ったのです。
好きな番組制作ができない、管理職はやりたくない仕事だと。
それを私の立場に置き換えたときに、自分がほんとうにやりたいことを突き進む方がやっぱりいいなと思ったのです。
私の場合は、税務職員で役職も何もない一般の職員でした。
そのまま在職していても管理職なんかおそらくなれなかったでしょう。
それでもほんとうにこの仕事を続けていて楽しいのかな、という不安が増してきていました。
せっかく税理士と社会保険労務士の資格を取ったのだから、自分ができる範囲で自分で考えたことをしたほうが精神的に落ち着くのではないかと思い退職したのも理由の1つです。
佐久間さんの話を聴きながら、やっぱりやりたいことに突き進んでいこうと改めて思いました。
もちろん辛いこと大変なことも多いと思うのですが、それは自分がやることだから納得できます。
管理職になったら自分が本来やりたいであろう仕事ができなくなることが考えられます。
佐久間さんはおそらくそれが自分には合わないんだと判断されたのでしょう。
その道を進んでいくこともいいことかもしれませんが、嫌々やる仕事はいつか逃げたくなります。
ほんとうにやりたい仕事って何かを考えて行動された佐久間さんはすごい決断をされたなと思いましたし、私も立場は違えど共感できる部分がありました。
後悔はしたくないから
佐久間さんもラジオでおっしゃっていましたが、このまま残りの人生後悔したくないと。
一度きりの人生ですから、このまま何も行動しない・もやもやしたまま過ごすくらいなら自分でやりたいことを突き詰めたいです。
もちろん家族との生活のこともあるのでそこは話し合って妥協しなければならないこともあるかもしれません。
しかし、できるだけ頭ごなしの否定だけはしてほしくないなと。
自分の人生は自分が決める、これが鉄則だと思うからです。
特に何か専門職をお持ちの方でその道を究めたいと思っているのなら、その方向性は応援してあげてほしいなと思います。
失敗することは当然出てくると思います。覚悟してフリーになるのですから。
まとめ
今回は佐久間さんの「オールナイトニッポン0」を聴いて思ったことを書いてみました。
4月から新年度でちょうど人事異動が絡む時期ですよね。
佐久間さんのように次の道に進まれる方も多いかと思います。
私も4月からは家業と並行で税理士&社会保険労務士としての活動を開始する予定です。
立場は違いますけど、後悔はしたくなかったので自分で判断して家族を説得しました。
辛いこともひっくるめてやってよかったと思えるように自分ができることをやっていきたいと思っています。
では。
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