40歳をすぎていまだ独身の私。
恋愛経験はあまりなく、正直結婚を考えたことは一度もありません。
30代はとにかくいろいろな方から「結婚しないの?」と言われていましたが、今はもうずっと死ぬまでひとりでもそれはそれでいいかな、と思ったりすることがあります。
きっかけーうつ病など精神的に不安な状態になったこと
このように結婚をあきらめてしまう状態になってしまったのは、税務職員のときに発症したうつ病やパニック障害など、精神的に不安定な状態が続いてしまったからでした。
もし自分が元気な状態で仕事を続けていけるほどの精神的・肉体的強さがあればきっと家族を持って生活できると考えていたのかもしれません。
しかし、病気になったことで今後いろいろな方に迷惑をかけてしまうかもしれないと思ったのです。
もちろん病院に通院して薬を処方してもらい休みながらでも仕事をすることは十分可能なのですが、気分の波が大きい私と一緒に生活してもらえるのかという不安がありました。
そもそも他人と接すると、誰であっても気を使ってしまいます。
家族ですら気を使ってしまうのです。
今実家暮らしですがいまだに気を使ってますし、疲れてひとりで過ごす時間をかなり設けないとやってられません。
「そんな私とともに人生を歩んでほしい」なんて言えるはずもありません。
ひとりでいるときのほうが気持ちが楽になる
病気になって気づいたのは、ひとりでいることがどれだけ楽かということでした。
税務職員のときも、上司や先輩などとの交流を持つのが苦手でした。
もちろんそれなりに対応していましたが、帰宅すると毎日仕事の疲れより気を使ったことによる精神的な疲れでぐったりしていました。
ひとり暮らしをしていた自宅に帰るととにかく落ち着きました。
大学入学から20年以上ひとり暮らしをしていたこともあって、ひとりにいることに慣れてしまったからなのかもしれません。
しかし職場や学生時代の友人は少なからずいまして、会いに行って食事をすることはあってもずっと一緒ということはありません。
一緒に旅行で泊まりなんかはよほど気心の知れた友人しかしません。
それくらい誰かと一緒にいるよりひとりで過ごすのが好きなのです。
カフェに行く、食事をする、旅行をする…。ひとりです。
寂しいのかと聞かれますが、瞬間的にそう思ってもすぐ忘れてしまい、むしろひとりのほうが安心します。
ひとりで仕事をしていくことは、自分の性格からして当然のことだったのかもしれません。
基本はひとりで、もし誰かと仕事するとしてもゆるーいつながりで十分。
お酒は飲めませんし、そもそもお酒の席も苦手です。
一時期「いい子」ぶっていたことがあります。
上司から嫌なことでもハイという、苦手な先輩から嫌な仕打ちをされても受け入れる、お酒の席でも笑顔で。。
でもそれを演じるのはもうやめようと思いました。
嫌なものは嫌です。はっきりと上司や先輩に言ったこともあります。
それだけもう自分の中でこの組織は向いていない=退職を決めていたのかもしれませんね。
とにかくすさんでいた時期で、ストレスから周りに当たり散らすわ文句は言うわで正直周りからも避けられていたと思います。
もし結婚を考えるなら…
もし仮に結婚を考えるなら、
- お互いの生活スタイルは維持したまま
- 精神的に不安定になることを理解していただけるか
- 子どもがほしい
を受け入れていただけるのなら考えてもいいかなと思ったりしますが、正直腹はくくっています。
ひとりでもなんとか生活できればそれでいいかなと。
最初に挙げた、お互いの生活スタイルは基本的に崩したくないのです。
ひとりでいるのが好きなのにあえてその空間に入るとかはしたくありません。
ずっと一緒にいなくてもいいと思っています。
ひとりでいることが自分も楽だと思っているので、あえて一緒にしようなどと思わないです。
炊事洗濯もひとりでしますし、もし子どもができたら子育てしたいですし。
ひとりでいることがなぜいけないのか?と思う
風潮として、独身のままいることが受け入れられていないように感じます。
特に私が住んでいるような田舎では、結婚して家庭を持つことが当然の流れになっています。
でもそれを一律に決めてしまっていいのか。
ひとりでいることが楽に感じる私のような人もいます。
仕事では器用に振舞っていても、いざ家に帰るとひとりになりたいという人もいるかもしれませんし。
もちろん結婚することを否定するつもりはありません。
でもこうやって「ひとりで生きる」という生き方が世間から受け入れられてもいいのかなと思うのです。
これから私も年齢を重ねていけば、高齢になったときに果たしてひとりで生活できるのだろうかという不安はあります。
できるだけ迷惑をかけたくないですし。
徐々に自分の人生についても考えていこうかなと思う今日この頃です。
まとめ
ちょっと自分の考えが強く出てしまいました…。
いろいろ経験したところでひとりで過ごすことを選んでいます。
いい悪いはもちろんあります。
でもそれをひっくるめて、ひとりで今後どう生きていくかを考えていこうかなと思っています。
では。
[事務所お知らせ]