税務署で勤務していたころを思い出してみると、ひとに厳しくあたっていたような気がしています。
逆に自分には甘かった気が…。
なぜこんな態度をとってしまっていたのかと恥ずかしくなります。
今回は、自分が過去に取っていた行動について振り返ってみて、今後どうしていくかを考えてみたいと思います。
ひとに厳しい 後輩にも先輩にも同期にも
まず「自分がやることは正しい」という錯覚です。
そんなこと全くないんですけど、自分のやり方を変えられるような指導をされるのが嫌でした。
特に上司や先輩に対して。
何か理由があってやり方を変えるのならわかるのですが、ただ「こうやれ!」と指示されることに対して素直にハイ!と言えない自分がいました。
実際に納得がいかずにもめたこともあります。
自分のやり方というのは過去の先輩から教えてもらったこと。
そのことを業務未経験の上司に変えろ!と言われても納得いかなかったのです。
結局、最後は無視しました。
そう思えば、後輩に対してもきつく当たっていたなと。
年数がたつと自然と後輩ができてきます。
1年目の新人職員を何人も見てきました。
私も先輩という立場ですが、指導できる部分とそうでない部分がありました。
あまり分からないことは聞いてほしくないというのが本音ですが、そういうわけにはいきません。
席も隣同士でしたから一つ一つ聞かれるわけです。
忙しくないときならじっくり教えることはできますし、アドバイスすることもできます。
しかし、電話も鳴りやまない時期、特に7月10日以降ですと源泉所得税の納付の件で問い合わせが多くなりますので、そういう時に聞かれたら対応できなくなります。
「ちょっと待ってて!」「後にして!」
と何度言ったことか。
その時後輩はどうしたらいいか分からずぼーっとしているわけです。
後輩もお客様からの質問を受けてお答えしないといけない状況なのはわかるのですが、今はちょっと無理。。
結局ほかの先輩に聞いてもらったりしたのですが、正直申し訳ないなと。
後輩からしたら私に聞くよりその先輩に聞いたほうが分かりやすいと思うこともあったと思うのです。
たまに本当に朝から調子が悪くて後輩に飲み物を買ってきてもらったり休ませてもらうというようなとんでもないこともしてきました。
面倒な先輩だなと思われていたかもしれませんね。
また、同期にもきつく当たったことがあります。
自分からなるべくかかわらないようにしていた同期もいましたし。
合う合わないはいるけど…
正直人間ですから相性がいい悪いはいると思っています。
私も先輩や後輩から見たら「使いにくい奴」と思われていたかもしれません。
ただ、その時の気分によって態度を変えてしまうのはよくないなとは思いますが、無意識のうちにきつく当たっていました。
自分に甘い 仕事はなるべく休む
逆に自分に対しては甘かったなと。
ちょっとしんどいなと思ったら仕事を休んでいましたし、最後のほうは朝は業務開始時間ぎりぎり、夕方は定時に帰宅していました。
休職も何度もして、復職してはまた休職。。
復帰できる場所があると思うとさらに甘えてしまいました。
わがままですよね。
自分の思い通りにならないと気が済まないような。
何を言われても自分の都合のいいように解釈していましたし、逆に都合の悪いことは聞き流す。
その場から逃げたという経験もあります。
普通ならきっと許されないことばかりしてきました。
途中で体調不良である役職を降りたこともあります。
それも自分に甘かったからです。
すぐに改善するとは思えないけど努力する
すぐにこういう性格を変えるのは難しいとは思いますが、努力はしないといけないなと。
自分は厳しくしてできる限り自己解決していくようにしないといつまでたっても自分でできません。
逆に、他人に優しく接することは営業をするための条件のひとつだと考えています。
その部分をはき違えて過去のダメな自分に戻らないようにしたいと思っています。
変な態度をとったことで自分を苦しませることだってあります。
いつも考えておくことはできないですけど、ふと誰かに指導することがあったら意識しておきたいところです。
まとめ
なぜこの記事を書こうと思ったのかというと、そういえば税務署勤務時代を振り返ったときに本当にいろんな人に甘えていたなと。
先輩や後輩にたいして嫌な気持ちをさせていたのかなと思うと申し訳なくて。
多分偉そうにしていたのかもしれませんね。
今後は改めていきたいなと思っています。
では。
[事務所お知らせ]
編集後記
急に夏の日差しが照りつけて、ちょっと歩いただけで汗が止まりませんでした。
でもプールがちょうどいい温度で気持ちよく泳げました。
今日は、とある社労士から年金相談業務の説明を聞くことになっています。
社労士会で希望を募っていたので「やってみたい」にチェックをつけたら連絡がきました。
年金相談。お話次第ではお受けしてもいいかなと思ったりしています。