税務署を退職するまでの数年間は、気力も一気に低下していて正直「投げやり」な状況で仕事をしていました。
心がすさんでいたのが目に見えていて、それが普段の行動にも表れていたように感じます。
もともと言葉遣いはうまくありませんが、特に最後のほうは誰かれ構わずきつい口調で話していたように感じます。
イライラが言葉にうつる
これは本当に自分が悪いだけなのですが、ミスが起こるたびにイライラして、
- ほんま腹立つわ
- イライラする
- あーっ!
と叫びまくっていましたので、後輩はびっくりしていたようです。
周りの先輩や上司も「まあまあ落ちついて」と。
内部事務をしていたときは納税者の電話対応をしていましたが、無理難題を言われるとついイラっとしてしまってきつくあたってしまうこともありました。
その時の気分で左右されてしまうのはいけないことなのですが、もう歯止めが効かなかったのです。
上司や先輩に対してはもっときつくあたってしまいました。
面とむかって声を荒げることもしばしば。。
- 仕事してください!
- お願いしましたよね!
- チェックしていただけるって言ったじゃないですか!
- まだできないんですか!
今思えばよくこんなことを目上の人に言っていたなと。
その人がいないときは周りに聞こえるように愚痴を言っていました。
こんな人がいたらまわりは誰も気分がいいものではありませんよね。
それを分かっていながらきつい口調で周りに攻撃していました。
そんな態度を取るから周りもきつくあたってきますよね。
どんどん気持ちがすさんでいくんです。
これじゃダメなんだよな。でもつい言葉が出てしまう。
そんな毎日を過ごしていました。
何がしたいのかよく分からなかった
退職前にもう何をしたいのかよくわからなくなっていました。
最後のほうはずっと源泉所得税事務でしたので、このまま定年まで源泉所得税事務なのかなと思ってしまいました。
自分の中ではほかの仕事もしてみたいという希望もあったんですけど、体調不良が続いている以上ほかの部署に行っても使い物にならないという判断だったと思います。
まあそうですよね。
ちょっと自暴自棄になりかけていた時期と重なって、とにかく口調は強めにして発散していた気がします。
態度も相当悪かったのかなと。
朝からデスメタルをガンガンに聴きながら出勤。
気持ちが大きくなっているせいか、ついつい大声で周りに注文を付ける。
おなかが減ったら自席でお菓子を食べる。。
やりたい放題してました。
とにかく何かを発しないとやってられませんでした。
丸くなったのは和歌山へ帰ってきてから
退職後1か月が過ぎて和歌山の実家へ帰ってきました。
最初は家族と衝突しましたけど、ちょっとずつ気持ちが落ち着いてきました。
人間不信が強かったからかもしれませんね。
今はジムへ行って周りの方とおしゃべりをする機会も増えてきました。
そのたびに自分でも笑顔が増え、スムーズに話ができるようになってきました。
「関西弁を使って話す」というのもあるのかもしれませんね。
東京にいたときは言葉を合わせるために関西弁は封印していました。
帰ってきてからは関西弁しか使っていません。
言葉の伝わり方が丸く・柔らかく伝わるような感覚なんですかね。
あと、仕事面の変化も大きいかなと。
ひとりで仕事をするようになって、電話対応は基本的にしなくなりました。
例外として電話は税理士や社労士だけ。
電話対応が嫌いだからついついイラっとしてしまうことがあります。
早く切ってほしいなと思うことが多いんですよね。
今はメールですのでそんなストレスになることはありません。
電話をかけるときも税理士や社労士が相手なので、それほど緊張することもなく自分の言いたいことを素直にお伝えできるようになってきました。
相手が攻撃的かどうかって電話の声でなんとなくわかります。
もし攻撃的だったら気持ちが萎えます。
電話って顔が見えない分、なんでも言えちゃうんです。
その原因を取り除いたことでずいぶん気持ちに余裕ができて、言葉遣いにも変化が生まれてきたのかなと思います。
地元の人の中にはきつい口調の方もいますけど、そんなに以前ほど目くじらをたてて注意するということもなくなりました。
すべて気持ちが安定してきている証拠かもしれませんね。
イライラしないっていうのが自分のひとつ目安になってきています。
まとめ
今日は言葉遣い(口調)について書いてみました。
退職前と今はまったく違うような気がします。
無意識に発する言葉が人が聞いても不快にならなくなったようです。
これは親に言われました。
精神的なゆとりって大事ですね。
あと、そういう言葉がきつくなっていく原因を理解して取り除くことも大事ですね。
私の場合はストレスから遠ざけること。
ただこれは自分自身が気づくかどうか。
ちょっと言い過ぎたかな、と気づいているうちはまだ大丈夫。
これが周りからも指摘されなくなると危険です。
私はこの状況になる前に歯止めをかけるようにしています。
では。
[事務所お知らせ]
編集後記
今日も和歌山市内へ出かけます。
ある社労士の仕事を手伝っているところですが、今やっている業務を自分の業務にしていくかは今のところ考えていません。
というのも、私は個人事業主やフリーランスの方向けに対しての調査対策業務をメインにしたいと思っているからです。
そもそもお世話になっている社労士と方向性が異なるんです。
ただ、せっかくお仕事をさせていただいているので、与えられたことはやっていくようにしています。
まあいろいろ勉強させていただいていますのでありがたいことです。