最近外国人の税務に興味を持ち始めたこともあって、安直な考えですが英語の勉強を再開することにしました。
高校生までは英語は得意科目でしたし税務署勤務中もTOEICの勉強をしていたこともありました。
しかし読んだり聴いたり話したりしないと英語はなかなか身につかず忘れていく一方で。
いつか対等に会話ができるようになりたい。
メールで対応できるようになりたいとずっと思ってきました。
話せないというつらさ
英語は得意科目だと書きましたが、実はまったく話せません。
読めるのはなんとなくですし特に単語力もなく。
都心の税務署に勤務しているときは、国際源泉についてのご相談をお受けすることがほとんどでした。
租税条約に関する届出書についても相手の国の方に書いていただくところがあります。
また、日本で事業をされている外国人の方も多く、相談対応をするときには英語を使わざるを得ませんでした。
もちろん英語以外にも中国語や韓国語を使う方もいらっしゃいましたが、私が対応したことがあるのは英語を話される方です。
しかし、まあ単語が出てこないんですよね。
特に税務特有の用語なんてよく分かりません。
なので、比較的分かりやすくするため単語を言い替えたりしていましたけど果たして伝わっているのかという不安を感じつつ、毎回もやもやしていました。
話せないことがどれだけ苦痛かを知るきっかけになりました。
先輩とTOEICの点数勝負
当時審理担当をしていた先輩とTOEICの点数で勝負をしようという話になりました。
その先輩は英語のほかフランス語もできるような語学堪能な方。
私が「TOEICの勉強をしているんですよ!」となんとなく話したのがきっかけで同じ回の試験を受けることになりました。
「なんで勉強しているって言ってしまったんだろう…」と後悔しましたけど、やってみるしかありません。
3か月後の試験に向けて、巷で評判になっていたTOEIC公式本・単語集・文法本を買ってやりこみました。
結果大惨敗を喫するわけですが、当時受験していたころより300点アップしたのでよかったのかなと。
TOEICだけじゃないけど結局目標がほしい
実際私がやりたいことは会話ができることです。
税務や労務特有の用語をお客様にいかにお伝えできるかということ。
なのでTOEICでは不十分といえば不十分です。
しかし、目に見える目標がなくて飽きてこないかなと。
TOEIC以外にも英検がありますが、どちらかというと面接がある英検のほうがいいのかなと感じていたり。
でも実際使うのはビジネス英語だしな~、などと考えているうちに時だけが過ぎていきました。
外国人の税務と年金を勉強したい
最近、外国人の税務と年金の勉強をしたいと思うようになりました。
もともと国際源泉の相談は経験してきましたが、それももっと深く勉強したいと思うようになりました。
また来日外国人の方向けに日本の確定申告書や年金請求手続きのお手伝いができればいいなと感じているところです。
そのためには多少なりとも語学の勉強は必要なのではないかなと。
ただ何をどうしたらいいのか悩んでいました。
TOEIC単語集を再度買った
結局、目標を定めて勉強していったほうが明確なのかなと思って、税務職員時に勉強をしていた時に使っていたTOEIC単語集をとりあえず買ってみました。
こちらの本です。超有名な本かなと。
この本がいいのは持ち運びができることと、音声ダウンロードができることですね。
通勤時間中にこの本を片手に音声を聴いていたのを思い出しました。
語学が少しでもできることで差別化を
今思うのは、英語に限らず語学が少しでもできる税理士社労士は重宝されるのではないかと思うのです。
税務署内では、英語の話せる人を各部署ごとに指名して来客時に対応できるようにしてありましたがなかなか人が集まっていませんでした。
そもそも語学自体に抵抗がある方も多いのかなと。
今では得意だとは言えなくなってしまいましたが、別に嫌いというわけでもありません。
むしろ語学の勉強はしたいと思うほうです。
そんな気持ちを持っているだけでも実は差別化できるのかなと。
抵抗がある人ってやることすらしないわけですから。
まとめ
ただ今悩ましいのは、目に見える目標としてTOEICと英検くらいしかないということ。
目標がないと飽きてきてしまうと思っていて。
でも実際には会話ができるようになりたい。
とりあえず英単語は勉強していますが何か目標が見つかればそちらに方向転換することも考えています。
では。