業務メニューに「サポート業務」を追加しました

先日このブログでも書きましたが、業務メニューをリニューアルしました。

相談業務の内容を変え、さらに「サポート業務」を新たに追加してみました。

なぜこのような形を取ることにしたのかについて今日は書いてみようと思います。

確定申告期にいただいたご要望

まず、お客様からいただいたご要望を取り入れることにしました。

今年、確定申告相談会にて、「自分で経理記帳をしたいんだけどどうやったらいいのか分からない・いつも不安だ」というお話をいただいたことです。

また、2年連続で個人事業主の方の記帳指導を経験して、「自分で経理をするという意欲はあるんだけど聞ける人がいない」ということをおっしゃっている方も。

記帳指導は、税務署から委託を受けた税理士が直接指導をするわけですが、全4回が終了した段階でみなさん来年のことを気にされていたんですね。

本当に自分でできるのだろうか・間違ったりしないんだろうか。

ある方からは「来年以降もお願いできたらいいんだけど…」とおっしゃっていただいたんですね。

基本的に記帳指導は1年限りなんです。

それを今年は2年目なので無理です、とお断りするのも変な話です。

またお客様の中には、「申告書を作成するのに税理士に必ず頼まないといけない」という風にとらえられている方もいらっしゃいます。

しかし、開業間もない個人事業主や経理もある程度自分でできるのにわざわざ税理士にお金を払うのは酷な話です。

そこで、このようなご要望があるのなら別に記帳指導と同じようなことを開催してもいいのかなと考えるようになりました。

今回、業務メニューとして会計ソフト操作と申告書作成操作を中心としたサポート業務と、仕訳や決算書・申告書のチェックを中心とした業務を作りました。

ここでひとつ考えたかったのは、あくまで自分で経理をして決算書・申告書を作成していただくことが前提です。

税理士に任せるものではないため顧問業務や単発の決算書・申告書作成業務より料金を抑えようと考えていました。

相談者の方の多くは、自分が経理した仕訳に自信がないという方も多いのです。

ひとつひとつの取引を仕訳という形で経理していくことに慣れていないので決算書や申告書を作っても何かスッキリしない・モヤモヤするというのが続くのかなと。

だったらその不安を取り除いてあげられれば自分で申告書まで作成するハードルが下がるのかなと。

こういうお客様のお話を聞くと、必ずしも顧問契約まで必要ないと考えるのです。

自分でできるのならそれに越したことはないですし、自分で申告できれば会計ソフト代などはかかりますけど税理士に料金をお支払いする必要はなくなります。

【事務所お知らせ】  

クラウド会計ソフトの導入が大変

世間ではfreeeやマネーフォーワードといったクラウド会計ソフトのCMがテレビで放映されています。

実際クラウド会計を使うメリットは、金融機関とのデータ連携や自動仕訳などがあります。

しかし、実際のところクラウド会計を導入しうまく機能させるためには簿記の知識は多少必要です。

ある会計ソフトでは「簿記は不要だ」と言っていましたけど、それは無理です。

やっぱりある程度経理の方法を身に着けたうえで機能をうまく使いこなさないと経理は効率化できません。

今までと何も変わらないでしょう。

私はfreeeはどうも好きになれないので(好みの問題です)マネーフォワードを採用しています。

この中で実際の操作や私がやっていることを体験談としてお話できるようなメニューを作ったのが「クラウド会計ソフトサポート」です。

また、個人事業主の方で国税庁「確定申告書等作成コーナー」の使い方をもっと教えてほしいというご意見もいただいたので、決算書・申告書作成サポートも導入しました。

ひとり税理士のHPを参考に

このサポート業務を導入するにあたって、私と同じような立場にあるひとり税理士のホームページを拝見させていただき、業務開発の参考にさせていただきました。

この中で気になったのは、

  • クラウド会計ソフトの導入サポートをされている方が多かった
  • 仕訳や申告書決算書チェックをされている税理士がいた
  • 顧問契約にこだわらない

ということが分かりました。

業務メニューをそのままパクるのではなくて自分なりのアレンジを加えたつもりです。

ただ先ほども書きましたけど、あくまでお客様のサポートに徹します。

私が主体となって動くのではなく、お客様ご自身で申告書まで作成していただくことが目標です。

顧問契約を結ばないといけないという考えはいったん忘れていただいてもいいのかなと。

それよりもまず自分で自信を持って申告書が作れたという状況を目指していただけたらうれしいなと。

そのためにできるサポートを業務メニューにしたいなと思いました。

(補足)お申し込みフォームにGoogleカレンダーを埋め込みました

お申し込みいただく際には事前に面談をお願いしているものがあります。

その際には希望日時を選んでいただいていますが、その際に私のスケジュールをみていただいてからのほうが日程調整が楽になるかなと思ってカレンダーを埋め込みました。

「こんなに暇なの?」って思われそうですけど、別に忙しいことがいいことではないと思っているので気にしていません。

こちらのサイトを参考にしてみました。

【簡単】 GoogleカレンダーをWordPressサイトに設置する方法
...

まとめ

サポート業務をこのホームページに載せるのに、固定ページを作成してお問い合わせフォームを設置したり、値付けや料金表の整備に少し時間がかかりました。

その分、お客様のご意見を反映させることができたことと、私自身やってみたいと思った業務を開発できたのでよかったなと思います。

ご依頼をお待ちしております。

では。

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