GWはいかがお過ごしでしたか?
地震や大雨で連休後半は心配な出来事もありました。
さて、表題は先日家族が食事をしているときに言っていたことです。
仕事は当然しんどいもので嫌なことも起こるー。
でもそれは本来の姿なのでしょうか。
学生から社会人になったとき
今は税務署を退職していますが、大学を卒業して2年遅れで国税専門官試験に合格し採用になりました。
その際仕事は楽しいこともあるけど、
- 仕事は辛いもの
- みんなストレスを抱えている
- 稼ぐために嫌な仕事でも続ける
- 仕事は断らずに積極的に受けなさい
- 上司や先輩の言うことは必ず聞くこと
当たり前のように家族や職場の上司・先輩から言い聞かされていました。
ただそれは合う合わないがあって、私は苦痛で仕方ありませんでした。
仕事をしないといけないのは分かります。
生活していかないといけませんから。
でも、上司や先輩から理不尽な指示をされることも多々ありましたし意見を求められて発言したところで何も変わらないことも。
徐々に自分の居場所がないな、と気づくようになります。
さらに、誰も助けてくれないというのも分かってきます。
上司は何もしてくれないことは年数を重ねていくと気づいてきました。
だったら、自分から動いたほうがいいしまずそもそも仕事を嫌々やることにすごく抵抗感がありました。
【事務所お知らせ】しんどいと思う仕事を避ける
今こうやって退職して税理士社労士として活動していますが、しんどい仕事は多少あります。
年金相談もそのひとつですがこれは週1日だけなのでコントロールできる範疇です。
その代わり、負担に感じる仕事を徐々になくしていけるのがこの独立だと思います。
そもそも仕事をお受けするときには間口を広げることはしていません。
電話がかかってくるのはしんどいので基本的に電話での仕事はお受けしていません。
事務所ホームページからのお申し込みにして、お客様との対応はこちらからお伺いするかメール・オンラインツール(ZOOMなど)でお願いしています。
さらに、無料で仕事をお受けするようなことはしていません。
初回面談だけは無料にしていますけど、そもそもほかの適正にお支払いいただいているお客様に失礼だなと感じます。
お金をもらうからこそ対価としておひとりおひとりに合わせた情報をご提供できると思っていますので。
無料相談会に従事するとたまに「これはどうしたらいいですか?」と具体的な質問をされる方がいますが基本的に一般的な回答に終始します。
なぜなら個別的な事情を聞かないままお答えするのにリスクがあるからです。
もしどうしてもというのなら「税理士にお金を支払って確認してね」とお答えします。
そうしないと受けたくもない仕事を受けてしまうことにもなりかねないです。
紹介されても自分のことを知ってもらってから
同業者からご紹介を受けることもありますが、いったん私のことを知っていただくため事務所ホームページをご覧いただくようにお伝えしています。
そうじゃなかったら嫌な仕事をしないといけない可能性が高まります。
やらないことを明示していますのでその段階で合わないなと思ったらお引き取りいただけます。
実際、電話対応をしてもらえないからという理由でお断りされたことがありますが私はその電話対応が苦痛だったので仕方なかったなと思っています。
稼ぎと心の安定
正直同業者の方と比べても稼ぎはかなり少ないです。
でも、嫌だなと思う仕事をたくさん受けているかというとそういうわけでもありません。
多少年金相談はしんどいですけど、そのほかの仕事は自分がやりたいなと思った仕事ですので嫌な気分はありません。
むしろ精神的に安定できているのかなと感じます。
稼ぐことも大事かもしれませんが、精神疾患を持つ私からしたらゆっくり無理のない生活をしていくほうが合っているのかなと。
正直、「お客様第一」という考えはちょっと違うのかなと最近感じています。
自分のことをまず優先的に考え、その後お客様にどれだけ寄り添えるのか。
スケジュールだってそうです。
自分の時間をまず確保したうえで仕事に向き合う。
遊ぶ時間をまず決めて残りの時間で営業をする。
自分ありきで動いたほうがしんどくストレスになる仕事は少なくなっていくのかなと思っています。
まとめ
とはいえまだまだ仕事の仕方は試行錯誤真っ只中です。
嫌な仕事は時折入ってきます。
その都度軌道修正して嫌なものからはなるべく逃げるかいったん受けてから次来た時にお断りする勇気もいるのかなと。
ただ嫌々仕事をする必要はないと思うし、それで自分の身体を壊すのが一番もったいない。
なので、最近は特に「仕事=しんどくてストレスになるもの」という発想は間違っている、と自分に言い聞かせるようにしています。
では。