これまで事務所HPには税理士社労士業で自分がやりたいと思う業務を掲げているだけでした。
そのため、業務メニューが膨らむばかりで自分が何をしたいのかが徐々に分かりにくくなってきていました。
そこで、メインとなる業務を決めてアピールしてみてはどうかと考えるようになりました。
経歴の棚卸し
GW中にこれまでの自分の経歴を棚卸してみました。
税務署勤務時代は、中小法人の税務調査と源泉所得税事務。
退職後は、家業の建設会社の経理と給与計算。
税理士業では相談対応。
社労士業務では年金事務所などで行っている年金相談業務。
これまでの経歴とはまったく違う分野で経験を積んでいくことも考えました。
しかし、新たな経験を一からやる勇気もなかったのと、これまで経験したことをお客様にお伝えするのも一つの役目ではないのかなと思うようになりました。
経験ができてくるとお伝えできることも多くなってきますし。
あと、これまでやってきた仕事について興味を持ち始めたことも大きいです。
年金相談を始めてみるとミスをするので本当にショックを受けることもあります。
何もできない自分に腹が立つことも。
でも興味があるからしんどくてもやっていこうと思えるわけで、これが「やらされ仕事」だと勤務しているときと何ら変わりません。
独立した意味がないのと同じです。
【事務所お知らせ】メイン業務を決めた理由
事務所HPに羅列しているだけだったメニューでしたが、メイン業務3つに決めた理由は、何が得意で興味を持っているのかをお客様に知っていただきたかったからです。
ほかにご提供している業務もやりたいものですがひとりで活動していることもありますのですべてご対応できるかというとそうでもないのかなと。
お客様に真摯に向きあう環境に置きたいと考えたら事務所の看板メニューは目立たせておきたいところです。
一見これらは何ら関係なさそうに見えます。
しかし、私が今後も興味を持ってやっていきたいと思えるものであることは共通しています。
また、これら業務に派生する形で顧問業務や申告書作成業務・また年金相談業務にも活かせますので。
メイン業務を明らかにしたことで得られた安心
実は、メイン業務を決めたのには業務が限りなくあることに対して処理ができるのか不安があったのです。
今は仕事も多くないので対応できるかもしれない。
でも将来的にもしお仕事が増えてきた時に丁寧な対応ができるのか不安になったのです。
税務調査・源泉所得税・障害年金とメインを決めたことでまずこの3つは自信を持って対応しないといけないという覚悟ができました。
常に自己研鑽をしないと仕事に結びつきませんから。
不安を取り除くには業務を万遍なくやることよりもメイン業務を決めていったほうが私は精神的に安心します。
同じ税理士社労士と比較した時に、当たり障りのないPRをされるよりかは「これがメインです」と言っていただけたほうがお客様に見つけていただきやすいのかなと。
例えば、以前の私のように勉強するにしても網羅的にいろいろと専門書に手を広げすぎると結局処理しきれません。
だったら最初からメニューを絞ったうえでそれを突き詰めていったほうが私には向いているのかもしれないなと感じました。
今読んでいる本3冊もメイン業務に関連するものです。
本を買うときはこれまでただ気になった本を買って適当に読んでいました。
というか適当だったから当たりはずれも多く途中で読むのをあきらめることも。
でも今は業務で必ず使いますし興味がある本ですので、まずはずれという認識はまったくありません。
情報のインプットに関しては以前より集中できているように感じます。
アウトプットしやすくなった
せっかくインプットした知識をアウトプットしないと意味がありません。
これまでは仕入れた情報をブログやメルマガに落とし込んでいました。
しかしそれでは記事に深みがないというか自分の考えがうまく表現できていないなと感じていました。
メインを決めたことでブログの大きな柱も決めることができました。
トップページにある「カテゴリー別の最新記事」を整理してみたのもこの一環です。
そのためには、ブログ記事をただ書くのではなくメリハリをつける意味でもメインを決めてよかったのかなと思います。
これまではあまり考えてこなかったことではありますけど、メイン業務に関するブログの記事を今後は増やしていこうと思っています。
まとめ
税務調査と源泉所得税は税務署勤務中の経験から、障害年金は年金相談員とうつ病・パニック障害で苦しんだ経験から決めました。
ただ経験だけ語っていても意味はないと思っています。
そのため、自己研鑽を積んでいくことも大事になってくるでしょう。
実際に今後身に起こることもアウトプットしていくためにはメイン業務を決めてよかったのかもしれません。
今のところこの方向性で続けていこうと思います。
では。