これまで経験したきた資格試験でも仕事でも、合格者の方や先輩から知恵をお借りしてきました。
私の考えとして、「知恵をお借りする=真似て改良すること」、だと思っています。
そのまま真似るのではなくてアレンジをしてみることを考えています。
まずはそのまま真似てみる
いきなり真新しいことを考えてみるのは非常に時間がかかるうえ、正直いいものが浮かびません。
私は想像力があまりに乏しくて情けないのですが、絵をかいたりデザインをするということが苦手です。
そこで、苦手な部分を他の方から教えていただきます。
ブログやホームページ・書籍で調べてこれだ!と思ったものを、そのまままずは真似てみます。
例えば、今作っている調査対策のチェックリスト。
これはある方のホームページを見つけて、これをまずそのままエクセル化してみました。
もちろん、自分で考えてみることも必要ですが、イメージがわかない場合にはそのままいったん真似てみるのもいいかなと。
資格試験の勉強もそうで、合格者の方や講師が言っているやり方で一度そのまま真似てみるのです。
最初勉強を始めたときは自分で考えながら勉強することはできないと思うのです。言われたとおりに勉強してみるというのもひとつですね。
改良するーそのまま使用しないのが大切
そのまま真似てみるということを書きましたが、このままではプリントアウトしたのと何ら変わりません。
また、そのまま使うのは法律上問題が生じてしまうと思います(著作権など)。
そこで、自分なりに改良していきます。
先ほど例に出したチェックリストですが、ここからどこでも持ち運べるようにするために適用要件や金額を追加したり、作図を加えたりしてまとめノートのようにアレンジしました。
また、このチェックリスト化したものをパワーポイントで作ってみてお客様にいつでも公開できるようにしたり。
一度ベースがあれば改良はいくらでもできます。
資格試験でも、勉強を進めていくと自分の状況がだんだん分かってきますし、講師からのアドバイスなどから方向性を調整することもあります。
真似たまま続けることってまずないのかなと。
税務署での仕事もそうでした。特に税務調査は、上司と一緒に調査についていって手法をまず真似ます。そして、ひとりで調査に行くようになってから徐々にアレンジしていきます。
他の仕事も同じなのかなと。まずは上司や先輩の仕事内容を真似てみるのではないでしょうか?
新人のころはこの真似るのが一番有効だと思っていて、その後経験を積んでいくことで自分で改良を重ねていく。
いまだに私はこれの繰り返しです。
知恵を借りることは悪いこと?
「パクる」という言葉がありますが、知恵を借りて自分でアレンジすることは決して悪いことだとは思っていません。
むしろ、せっかく公開されている知恵を利用してみるのもすごくいいことなのではないかと。
ただ、それをすべてそのまま利用するのではなくて、アレンジをすることも必要です。
どこまで真似るかという問題もあります。
作っている方のものを真似ることで、「自分が考えたわけではないものを利用していいのか」という罪悪感が生まれたりすることもあります。
その罪悪感を減らすために、真似るだけでなく改良するようにしています。
まとめ
今現在作成している調査対策チェックシートは真似てアレンジしました。
これまでもそういえば仕事でも資格試験でも真似てみてから改良をしたな、と思うことがあったのでこの記事を書いてみました。
このブログの作成も、まずはネットで探したりひとり税理士の方のサイトをそのまま真似ていましたね。
では。
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