消費税の確定申告期間がまだ残っていますけど、毎年この時期になると確定申告時期のお申込みがどうだったのかや値付けを改めて考えています。
今回、個人中心の業務メニューに切り替えて初めての確定申告でした。
【事務所お知らせ】「サチコ」を確認する
事務所ホームページをどのくらい見られているのか、実際お申込みフォームまでの流れはうまくいっているのかをGoogle Search Console(サチコ)で確認しています。
昨年より事務所ホームページを見ていただいている方は増えましたが、実際お申込みにつながったケースは多くありませんでした。
原因を考えてみて、業務メニューにある「確定申告書作成業務」がわかりにくそうだなと感じました。
業種・オプションの値付けをやめる
個人の方の確定申告書作成業務は、これまで①業種②オプションとして①+②の合計金額で値付けしてありました。
具体的には、
①業種:会社員や年金受給者・個人事業主とフリーランス・不動産オーナー
②オプション:記帳追加や消費税の申告などを選ぶ
①+②をお支払ただく形でした。
これがどうもわかりにくいような気がしたんですね。
業種で分ける必要もないですし、オプションという形もやめることにしました。
値付けをシンプルに
結局、個人事業主・フリーランスのお客様の確定申告書作成業務として値付けをシンプルなものへと変更しました。
あまり細かく設定するのもめんどくさいですし。
そのほか、ほかの業務メニューも値付けについて改めて考える時間を作りました。
以前から料金の値下げは考えていません。
正規の値段でお申込みいただいているお客様に申し訳ないですし、値下げをすることで自分のキャパが超えてしまいそうなのが怖いんですね。
お客様対応が雑になってしまったりとか。
要は安売りをしないというのは開業時から決めています。
ただ、料金の見せ方といいますか、お申込みいただいたらどういった仕事をしてもらえるのかを明確にした方がいいと思って、業務メニューの中身の文章を変えました。
ただ、値付けってほんとうに難しいですね。
自分が生活をしていくために必要なお金を稼ぐことも大事ですけどお客様のご希望もかなえたい。
両者の間で一致するところがなかなか見つけられていない気がします。
確定申告書作成は個人事業主・フリーランスのお客様のみに
今回、小規模法人の顧問業務と税務調査・無申告対応の業務を新たに追加しました。
個人メインでやっていきたい気持ちは今もありますけど、最近の法改正の影響により給与計算や年末調整計算のチェックの重要性が高まってきているのかなと感じます。
消費税のインボイス制度も始まったばかりですので、法人を顧問にして税理士・社労士業をワンストップ対応できる強みを活かせるのかなと。
令和6年6月から行われる定額減税により給与計算において相当大変な思いをされる経理担当者もいらっしゃるでしょうね。
ミスも増えるでしょうし。
そんな時に顧問となる税理士・社労士がいたら心強いのかなと思いますので。
ただ、その代わりというわけではないですけど、単発業務である確定申告書作成をご提供するのは個人事業主・フリーランスのお客様に限定することにしました。
やっぱり法人の単発での決算書や確定申告書作成業務はかなり時間がかかりそうな気がします。
もちろん個人事業主・フリーランスのお客様も慎重にならざるを得ないわけですが、時間的精神的な余力を考えたら法人の単発は無理だろうなと。
法人は顧問契約を前提にして定期的に訪問またはZOOMで面談をしたうえで、方向性や処理方法を確認していきながら進めていきたいと思っています。
やっぱり法人のほうが検討すべき事項は多いです。
税金だけではなく社会保険・労働保険をはじめ労働基準法なども考えないといけませんから。
まとめ
結局、業務メニューは毎年のように改定を重ねています。
すぐにやめてしまう業務もあったりしますけど、思いついたら即行動できるのはひとりで活動している魅力かもしれませんね。
では。