先日、旅行先の山口と広島の飲食店でとある違いを見つけることができました。
どちらも観光地ですので全国または外国の方も多数訪れるような場所でした。
【事務所お知らせ】スマホで注文→キャッシュレス決裁
山口県の湯田温泉で食べた瓦そばのお店。
行列ができる有名店らしいのですが、ここの注文の仕方がちょっと違いました。
スマホで注文をして決済までその場でできます。
私は普段から現金をあまり持ち歩かずPayPayやSuicaで決済をしますのでとても助かりました。
一方で、瓦そばは年配の方も食べられますので操作方法がわからないからどうしたらいいのか店員さんに確認されるケースが目立ちました。
そのため注文を取るまでに時間がかかってしまったり料理の提供が遅れているようでした。
しかし、食事を提供したらレジに並ばなくてもよくその場で決済をしたら店員に声をかけて店を後にできました。
こちらのお店はかなり老舗みたいでしたけど若いお客様が多かったですね。
スマホでの注文に慣れている方とそうでない方で料理の提供に差ができていたのが印象的でした。
現金払いのみの牡蠣専門店
一方で残念だったのが、宮島にあった牡蠣専門店。
外観はとてもしゃれていて椅子やテーブルが用意されており、焼き牡蠣にはチーズやマヨネーズなどのトッピング、飲み物は瀬戸内レモンを使ったレモネードもありました。
店内は女性が多くてスマホで写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいました。
私は座って食べたかったこともあってこのお店で焼き牡蠣のバター醤油とレモネードをいただくことにして、列に並んでいました。
店員さんも若い方ばかりだったのですがどうも列の進みが遅いのです。
「現金払いのみとなっております」と前にいた女性2人組に声をかけているのが聞こえました。
まじか…と。
その女性たちも現金を慌てて準備していましたが、後のお客様も慌てて準備し始める始末。
私も現金を準備していたのですが、用意していない人が多いためにいちいち財布を手に取る時間が必要です。
そのためが列が一向に減らないという悪循環になっているようでした。
そして注文を終えて店で番号を呼ばれるのを待っていたのですが、30分以上待たされました。
そして、受け取り口はレジと同じ場所。
食器返却口もレジと同じ場所。
この店は完全に失敗でした。
いくらきれいな内装をしていたとしてもこれではお客様は離れていくでしょうね。
まだオープンして1年しかたっていないようですけど、せめてレジの行列がなくなれば違うのになと感じていました。
飲食店ならキャッシュレス対応は必須
広島ではほかにお好み焼きをいただきましたけど、すべての店でキャッシュレス対応済みでした。
もし現金決済のみだったらもっと行列ができて料理の提供も遅くなっていたでしょうね。
もちろん現金決済にこだわるという方もおられるかと思いますけど、それをメリットとして売りにできるかというと今の時代は厳しいのかなと。
私の田舎でも現金決済のみの飲食店はかなり少なくなりました。
PayPayを導入しているお店は増えた印象ですね。
なので私もPayPay払いが増えたのはこの影響です。
このような飲食店で思うのは、現金払いだけならかなりお客様を選んでしまっているのではないかということですね。
経理面からでいうと現金取引がメインですと記帳が一気にめんどくさくなります。
キャッシュレス決済が導入できたら残高を合わすというめんどくさい作業から解放されます。
そのため、現金取引は残しつつもキャッシュレスを導入している飲食店のほうが経理面でも集客面でも行いやすくなるのかなと。
これは利用者である私も一緒で、現金はできるだけ持ち歩かないようにしていたり事業者用はカード決済を利用していると現金決済のみの飲食店は避けたいところ。
若い方ですと特に現金を持ち歩かない方が多いのかなと思いますので、現金決済に限定してしまうと若い方が来なくなるかもしれません。
そうしたら外観をいくらしゃれたものにしても寄り付かなくなってしまいそうです。
まとめ
旅行先で対照的な飲食店を見つけたので記事にしてみました。
自分の事業と比べて飲食店は浮き沈みが激しい印象です。
そんな時にキャッシュレス対応かどうかがけっこう大事になってくるのかなと思います。
では。