国税の同期に会いたいけど会わないほうがきっといい

ふと国税時代の同期に会いたいなと思うことがあります。

採用されてから20年がたつ今は、あえて会わないほうがいいのかもしれないなと思ったりもします。

【事務所お知らせ】  

同期で退職した人とは会っています

すでに退職をして税理士をしていたり別の仕事をしている同期とはたまに会ったりします。

連絡するのに遠慮もしていません。

たとえ同期であったとしても職員と国税OB税理士が一緒に顔を合わせることには制限があります。

誤解を招いてはいけませんので。

たしか国税職員が国税OBの会食をしたら報告書を書く必要があったように思います。

その制限がない同期の税理士などとは普通に会って話はできます。

同期は全国各地にいて当時は研修も東京で一緒にやっていましたので交流があります。

ただ、採用が東京国税局でしたのでやっぱりその地域内の同期とは集まりやすいですね。

話す内容は、当時の愚痴や嫌だったことから今の仕事内容が多いです。

退職してよかった、という話題になりがちですが。

同期の職員ともし話ができたら?

今も職員を続けていると幹部クラス(税務署でいう統括官など)になっている同期も出てきています。

もし今の立場で会うことがあって話ができたとしたら、きっと今の国税組織の話を打ち明けられるでしょうね。

不満と愚痴の嵐かなと思ったりするわけです。

もちろん休暇もしっかりあり給与水準も高いでしょうからきっとお金に不自由なことはないでしょう。

ただ、それ以外の仕事への不満や上司・部下への対応の難しさなどを抱えて大変なんじゃないかなと。

そんな話を聞いているとこちらも心苦しいというか心配になってきてしまうんですよね。

愚痴を聞くのもしんどいですし。

当時、自分が税務調査から離れていた時にあった同期の飲み会で国税局調査部や査察部の話を聞いて「場違いなところに来ちゃったな」と思ったものです。

そう、場違いなんです。

退職して数年たちますから話を聞いたところで国税の現場にいないからわからない。

同期でも伝わらないことってかなり出てきているのかなと。

私が無知で出世もしなかったからかもしれませんが。

「こっちへおいで」とも言えない

じゃあ、「国税を退職して税理士になりなよ」とも言えません。

同期はあと数年たてば勤続23年を迎えますので免除制度を利用して税理士になれるわけですけど、わざわざ税理士登録をして開業まで勧めることはできません。

稼ぐのも大変ですし。

私は今組織や人間関係からのストレスはずいぶん減りましたが、生活をしていかなければならないというストレスは抱えています。

これって今後も消えませんから。

もちろんやりたいことがあってとか精神的にしんどいのなら無理に止めませんが。

家族がいたりすると家族ともよく話しあってほしいです。

まとめ

退職をするときには同期に連絡をしませんでした。

もちろん勤務先が一緒だった同期には話しましたがあえて全国の同期に伝えることもなく。

会うと気まずいなと思うのとお互いが愚痴や不満ばかり言ってしまうのが目に見えたんです。

あと仕事の話になるとついていけなくなりますのでつまらないなと。

なので、国税職員として頑張っている同期には今後もあえて会おうとは思いません。

きっと会わないほうが幸せだと思いますので。

では。

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