今月、自主開催でオンラインセミナーを開催することにしました。
最近は事務所ホームページのオンラインSHOPにて収録した動画だけを販売していました。
なぜリアルなセミナーを開催することにしたのかについて今日は書いてみたいと思います。
オンラインセミナーを企画して凹んだ
実は、2年前同じように自主開催のオンラインセミナーを企画しました。
テーマは私がこれまで経験してきた税務調査や源泉所得税です。
事務所ホームページやブログに告知をしてお申込みを待っていたのです。
しかし、お申込みがないことが多く凹んでしまったんです。
- 興味のないテーマなのかな
- 土曜日開催がいけないのかな
- パワポ資料の作り方が悪いのかな
- 案内の仕方が悪いのかな
嫌なことばかり考えてしまったのでオンラインセミナーの開催を断念。
でもせっかく作ったパワポ資料を活かすために動画を収録して販売する方向に切り替えました。
オンラインSHOPを開設して動画を収録したものを編集して販売しています。
お申込みいただいたら動画をDropboxで共有させていただいています。
動画販売のメリットは、いつでもご覧いただけること。
私自身集中してひとつの動画を見つづけることが得意ではないので細切れでも見れる環境がいいと感じたからです。
そのため、当初今回のセミナーも動画を収録して販売するだけでいいかなと考えていました。
【事務所お知らせ】スポット相談がきっかけ
今回のセミナーのテーマである「在職老齢年金と事前確定届出給与の問題点」を思いついたのは同業者の税理士からのスポット相談がきっかけでした。
会社側から年金復活プランや保険料節減プランという名目で事前確定届出給与を使う提案をされていると。
在職老齢年金制度があり年金額が調整されることを説明したいから内容を教えてほしいということでした。
街角の年金相談センターで年金相談員をしていますと、在職老齢年金の調整について税理士や社労士から相談をお受けする機会があります。
「年金の支給停止にならない役員報酬の境目の目安を知りたい」というのはよくある話です。
スポット相談が終わってから、
- 事前確定届出給与の制度を理解しているけど在職老齢年金の制度がわからない税理士がいるのではないか
- 在職老齢年金の制度を理解しているけど事前確定届出給与の制度がわからない社労士がいるのではないか
と思うようになりました。
そのため、顧問先のお客様からお聞きになる機会が多い税理士・社労士向けに両方のお話を聞いていただき制度を理解していただける機会を設けようかなと。
そこで、スポット相談で使ったパワポ資料を改良して内容を増やしていきました。
感想や意見をリアルで聞きたくなった
今回のセミナーは税理士・社労士向け、つまり同業者向けです。
そんなテーマでやったことはありませんので正直至らない点も多々出てくるかと…。
ただ、今回はあえて同業者からセミナーを受講いただいた感想や意見をリアルで聞きたいなと思うようになりました。
ですので、今回セミナー終了後に座談会として少しお話をお伺いする機会を設けています。
このテーマは税理士・社労士の中でもお客様からの相談で悩まれているケースが多いみたいです。
実際にあった話もお聞きしたいなと思いますしね。
動画販売でも感想や意見はメールでお送りいただけるようにしていますけどリアルな感想や意見を聞いてみたいなと。
そうすることで今後のセミナー開催への参考にさせていただけるかなと思いますので。
まとめ
正直オンラインセミナーの開催は慎重になっていましたけど、スポット相談がきっかけで一歩踏み出すことができました。
11月以降もセミナー開催は予定していますのでご参加いただけるとうれしいです。
では。