20代後半にうつ病と診断され、その後パニック障害を併発しました。
今も抗うつ剤は飲んでいますがお守り替わり程度になっており苦しいなと思うことは少なくなりました。
体調の波が激しかった
当時税務署勤務をしていましたが、体調のいい季節と悪い季節があり、さらに1日の中でも体調の浮き沈みがありました。
元気があれば仕事も遊びも全力でしたが、精神的に落ち込んでしまうときもあったりしていわゆる「躁鬱の状態」になっていました。
朝がとにかくつらかったです。
通勤電車が怖くなりパニック障害を発症します。
何度となく上司や先輩に職場の最寄り駅まで迎えにきてもらいました。
朝休暇の電話連絡をするのが情けなくて情けなくて…。
午後になると活動的になり、夕方は仕事終わりということもありテンションも高いなと自分で感じるほどでした。
【事務所お知らせ】仕事よりも人間関係がしんどかった
退職する少し前からは希望していた仕事にはつけずにずっと源泉所得税の担当でした。
休職復職を繰り返していましたから仕方ないことです。
ただ源泉所得税の事務はそこまで嫌いではありませんでした。
源泉所得税の未納整理(源泉所得税の未納者に督促を行う)も好きなほうでしたし、扶養是正(扶養控除や配偶者控除の見直しをする)もなんとかやってました。
ただ、なんでしょうかね。
上司や同僚との人間関係を築くのが苦手だったんですね。
上司の指示どおりに動けば同僚から白い目で見られたり、上司の思う通りに動くことに納得できない自分がいました。
自分で行動しないといけない。
ひとりで自由に仕事がしたい。
退職を決めたのは、人間関係に苦しんだ結果だったのかもしれません。
処方される薬の量が減った
退職直前、私は発達障害の疑いがあるとのことで「ストラテラ」という薬も処方されていました。
そのほか抗うつ剤と安定剤など合わせて5錠ほど飲んでいました。
しかし、結局極度の不安症だということが脳波検査で分かったのですがしばらくストラテラは飲み続けることに(当時はジェネリック医薬品ではなくかなり高い薬でした)。
退職後地元の病院に転院し相談をしたところ抗うつ剤1錠になりました。
環境を変えたことが好転したのです。
ただ最初の1年間は地元にいるつらさや家族とうまくいかない時期がありましたので安定剤を処方されるときもありましたが今はありません。
税理士業・社労士業のストレスを楽しむ
令和3年に税理士業社労士業を開業しました。
開業当初新たな仕事をするたびに不安と緊張で押しつぶされそうになっていましたけど自分で手を挙げたものなので食らいついていくようになりました。
するとそのストレスも逆に楽しめるようになってきたのが最近です。
月1回通院をしていますが最近は精神面ではなく内科の話ばかりです。
体重のコントロールが課題となっていますけど、うつ病の話題になることは最近ありません。
結局税理士業社労士業で初めてやるときは勇気がいるものですよね。しんどいなとかつらいと思うこともあるでしょう。
でも、今後やっていきたいと思える仕事なら、興味がある仕事ならいつかは通らないといけない道です。
そのためには時間に余裕を持つことも大事ではないかなと。
仕事一つ一つに力を入れすぎたり慌ててしまうのがよくないなと感じます。
せっかくひとりで活動する機会があるのならストレスも楽しんでいきたいです。
まとめ
もし今も公務員で居続けていたらうつ病・パニック障害から復活できず休職復職をのらりくらりと繰り返すだけだったかもしれません。
やっぱりひとりで仕事をしたかったんでしょうね。
この生活を楽しめているからこそうつ病・パニック障害から抜け出せつつあるのかなと感じます。
では。