最近英語の勉強を始めました。というか再開しました。
税務署勤務時代に先輩と一緒にTOEICの受験をした経験がありますがその後は放置。
今は英検3級から勉強しています。
非居住者の源泉所得税を扱う
学生時代にさかのぼりますと、高校受験時は英語が得意科目で国際科がある私立高校を受験するほどでした。
しかし大学受験時はさほど自信がなく、会計学科だったため英文会計に興味を持って勉強したくらいでした。
税務署に入ってからはお客様対応でたまに英会話が必要だなと感じたことがある程度で普段は使うことがなかったです。
しかし、源泉所得税担当になり都心の税務署に配属になったときに状況が一変します。
それは非居住者(日本に住んでいない方)の源泉所得税の相談や租税条約関係の相談が増えたのです。
さらに税務署にお越しになるお客様が外国人だったりするケースも増えて「これはまずいな」と思うようになりました。
当時同勤していた先輩が英語やフランス語ができる方で「一緒にTOEIC受けて勝負しよう」と誘われてしまいました。
もちろん負け戦だったわけですが…。
結局仕事がきっかけで英語の勉強をするという機会に恵まれました。
【事務所お知らせ】英語に触れる機会が減った
税務署を退職してからは英語に触れる機会がなくなりました。
…と言いますか仕事での必要性を感じないというのがホンネです。
それよりも税務や労務・年金の知識が足りないのがわかっていたので優先順位が下がっていました。
地域柄英語を使う機会は少なく、今も多くありません。
租税条約と外国税額控除⇒外国人の税務
あるスポット相談で外国税額控除の相談を受けました。
対応したことがないことでしたが、非居住者源泉所得税の知識や専門書を購入し研究をしたことで外国人の税務について興味を持つようになりました。
日本に住む方で外国税額の還付を受けたい場合には、相手国の税務当局に還付請求書を提出する必要があります。
当然アメリカですと還付請求書はすべて英語です。
読めないといけないしその内容をお客様に伝えないといけませんので話せないといけない。
外国人の税務に興味を持った以上、英語を使えないと話にならないなと感じるようになりました。
TOEICをなぜ選ばなかったのか
ビジネスで使える英語の資格としてTOEICがありますよね。
私もTOEICは何度か受験しました。
本屋に行けば参考書がたくさんありますし「おススメだ」という本は今も持っています。
しかしあの試験会場の雰囲気と試験内容がどうも自分に合わないなと感じていたのです。
試験時間が足りなくなり最後のほうはただマークシートに色を塗るだけ。
テクニック本が多く本当に英語力が伸びるのか不安に感じるようになりました。
TOEICの成績が点数制のためステップアップしている実感がわかない…。
そんな理由からTOEICの受験を諦めることにしました。
英検のリニューアル
で、一方の英検です。
高校1年生のときに英検準二級を取ったきりで、大学生でなぜかいきなり準1級を受験して玉砕しました…。
学生が受験するのが英検だという認識でいましたが今はそうでもないようですね。
そんななか、2024年度の試験から問題形式がリニューアルされていることから一度挑戦してみたいなと思ったのです。
あと調べてみて思ったのが、英検は会場受験しかできず1年間で受験できる回数が少ないイメージでしたが、PCで毎週土日受験できる機会があることを知りました。
- 4技法を1日で測定できること
- 受験がしやすくなった
- 試験時間に余裕がある(イメージがある)
- 級が設けられているためステップアップを実感できる
これらを考えたときに英検を勉強することで目標を見いだせるのかなと。
そして本屋に行けば英検ですから教材はたくさんあります。
立ち読みをして自分に合う本を見つけてまずは落ちている英語力を取り戻すため3級から始めています。
まとめ
ただ漠然と英語を勉強するよりも目標をもってやったほうが力が付きやすいのは税理士や社労士など資格試験の勉強と同じだなと感じます。
苦手なリスニングで手こずっていますけど1日30分程度ですが今のところ楽しく勉強できています。
では。