税務署で勤務していたとき、仕事が忙しいと思ったことはあっても口に出すことはありませんでした。
そもそも病気のこともあったので仕事に制限がかけられていたこともあり、それほど忙しいと感じたことも正直ありません。
ただ、仕事などで忙しいとアピールする人もけっこういましてかなり違和感を覚えていました。
忙しいことをアピールする人ほど要領が悪そうに見えた
上司や先輩で、「仕事が忙しいので残業したい」「書類作成で忙しいから手伝ってほしい」など、話し始めると「忙しい」を連発している方がいました。
なぜそんなに忙しくしているのか、そばで見ていたことがあります。
そもそも朝仕事を始めるのが遅く、ずっと何をするわけでもなく周りの方とおしゃべりされていました。
もちろん仕事の話もされていましたが、忙しいのならわざわざその輪の中に入っていかなくてもいいくらいの内容のものです。
また、しょっちゅう席を外されていました。
タバコなのかトイレなのかよくわかりません。集中力が切れてしまうのでしょうか。
税務調査の調査書類の作成は期限が決まっているので優先度は高いはずなのに後回しにし、手元にある資料を片づけているようでした。
そりゃ手が回らなくなるなと、若手だった私ですらそう思ったものです。
かなり経験を積まれた上司でもいらっしゃいました。
いつも残業されているような感じでしたが、総じて要領が悪そうに見えていました。
「忙しい」を連発する上司や先輩を見ていると、逆に恥ずかしくないのかなと。
という私も忙しいと連呼していた時期があります。
特に若手のころ、何をどうしたらいいか分からずに時間だけが過ぎていきました。
先輩に聞いても解決できないこともありましたし、そもそも自分に来た仕事を淡々とやっていたので段取りを考えて仕事をするということをしていませんでした。
ある程度経験年数が増えてきて、忙しいという状況であってもアピールするのはやめようと思うようになりました。
以前は「忙しい=がんばっている」と思われていたようですが、今は忙しいことをアピールするほど大丈夫か心配になってきてしまう自分がいます。
それほど忙しいことが素晴らしいとは思えないのです。
仕事以外でも忙しいはさけたい
プライベートで忙しいとおっしゃるかたも見かけたことがあります。
仕事もプライベートも充実されていて、旅行や買い物、映画を見るなど予定びっしりで忙しいとのこと。
私はどちらかというとプライベートもゆっくり過ごしたいほうなので、あまりうらやましくありません。
忙しいくらい日程を詰めるのではなく、例えば土日2日休みがあっても店をはしごして買い物した次の日は自宅でゆっくりするなど、余裕をもたせるようにしています。
最近の平日のスケジュールを見てみると、大きく経理の仕事・ジム・自分の勉強・ブログ作成くらいしか入れていません。
土日はジムと自分の勉強くらいで、かなり自由なスケジュールにしています。
税務署勤務をしていた時は、勤務中は拘束されるので正直自由はありませんでしたが、それでも早く帰りたい・残業したくないと思って自分なりにスケジュール管理をしていました。
優先度を考えて準備をする、前日帰る前に次の日の計画を立てておくなど。
忙しいと思った時は、ちょっとスケジュールに無理がないか、次の日にずらせるものはないかを考えるようになりました。
プライベートなら不要な用事であればいくらでも減らせますしね。
開業しても忙しいだけは思いたくない・言いたくない
開業したら家業の経理もやりながら活動することになるので、なおさらスケジュール管理が大事になってくると思っています。
忙しいならどこかで無理が生じているわけですからね。
ある程度ゆとりを持たせた計画を作っておくことと、無駄な時間はできるだけ減らせるように考えておきたいところです。
例えば、勉強をするとき。
ブログを作成しながら調べ物をする、書籍を一から読むのではなく自分が必要だと思うところから優先して読むとか、手間は省いていきたいなと。
あとは、朝夜の過ごし方を見直してみるとか、忙しくない環境を作ることも大事だと思っています。
実際やってみないと分かりませんが、忙しいと思いたくないし言わないようにしたいです。
まとめ
今回は忙しいことをアピールしないようにどうしていくかを書きました。
アピールしても決して自慢できるものではないなと思っています。
忙しいことを口に出さないほうがまだましだなと。
ただ忙しい状況を作ってしまっている以上、時間管理はしっかりしておきたいなと思うのです。
忙しいことが素晴らしい。その考え、もうやめませんか。
では。
[事務所お知らせ]
編集後記
昨日、法務局に登記関係の証明書を請求しました。
- 勤務する法人の履歴事項全部証明書
- 親族所有の建物全部事項証明書
の2つです。
ネットで請求してみました。
ログイン後、「かんたん証明書請求」画面でできます。
申請後はネットバンキングを使って納付まで済ますことができるんですね。
その状況も「処理状況紹介」でチェックできます。
今回は出かけるついでに法務局へ直接受け取りに行くことにしましたが、もちろん郵送で受け取りもできます。
しかも、書面作成で受け取りだと1通600円かかる手数料が、オンラインで直接窓口に受け取りだと1通480円。
事前に作成できるうえ割安なので使わない手はありませんね。
ちょっと入力に時間がかかったものの、申請すればあっと言う間に処理まで完了しました。
そして、いざ法務局へ。
行くと、受付の方から「通知情報はお持ちでしょうか?」と聞かれました。
何も出力していなかったので、その旨伝えると書類を2枚書かされました。
どうも申請システムから通知される情報を印刷して持っていったほうがよかったようですね。
3 登記事項証明書等を受領する際に提供していただく情報
不動産登記規則第197条の2に規定する「法務大臣が定める情報」は,次の三つの情報です。
証明書の交付を迅速・円滑に行うため,登記・供託オンライン申請システムから通知される情報を印刷してお持ちいただくことをお勧めします。
(1) 証明書を受け取る者の氏名及び住所
オンラインによる交付請求の際に,受取人として入力された方の氏名及び住所です。
(2) 申請番号
一つの交付請求ごとに登記・供託オンライン申請システムにより付番される17桁の番号です。登記・供託オンライン申請システムに請求情報を送信することにより,送信者へ通知されます。
(3) 証明書の合計の請求通数
一つの交付請求により請求した証明書の合計の通数です。例えば,一つの交付請求により,登記事項証明書1通と地図等の証明書1通を請求した場合には,「2通」になります。「オンラインにより交付請求された証明書を登記所で受け取る場合の取扱いについて」より
法務省:オンラインにより交付請求された証明書を登記所で受け取る場合の取扱いについて
まあ受付の方に聞いて手書きで住所と氏名・申請番号と通数を記載すればすぐ受け取れました。
上記内容、特に申請番号が大事だったのかもしれませんね。
滞在時間5分くらいだったかと。
私以外来られている方はひとりもいませんでした。。