更新・改良を繰り返す事務所ホームページと業務メニュー

先週、業務メニューを変更して事務所ホームページも更新しました。

ここ最近毎週のように事務所ホームページは改良しています。

もちろん細かな改良もありますけど、大掛かりなものもやっています。

なぜこんなことになったのかを今日は書いてみたいと思います。

業務範囲と対象となる方が固まっていなかった

当初は、個人事業主&フリーランス向けに、過去に私が税務調査官として経験してきた業務を中心にして、労働保険・社会保険調査の対応をしたいと考えていました。

しかし、あるセミナーを受講したことで業務は拡大させたほうがお客様に触れていただける可能性が出るかなと考え、当初予定していなかった顧問業務を追加しました。

また、オンラインショップを開設して動画販売も開始しました。

ただなぜかすっきりしないのです。

ご依頼が来るわけでもなく時間だけが経過していきました。

対象となる方を個人事業主とフリーランスに絞ったことはよかったのですが、業務によっては会社まで入れて対応したほうがいいんじゃないかなと。

もちろん、もともとのスモールビジネスへの対応は変えたくないので、小規模・少人数の会社に限定しています。

労働保険・社会保険調査に関しては、会社と個人事業主で調査方法が変わるということがあまりないことが分かったので、会社・個人両方を対応することにしました。

一方、税務調査や確定申告書作成となると、会社と個人事業主で変わってくるところがあります。

  • 対象となる法律が違う(所得税と法人税)
  • 申告書が違う
  • 税務調査の期間や調査方法・チェックポイントが異なる

私は法人の調査官としての経験がありますが、法人だとほぼ税理士が関与されているのを知っていたのでなかなかそこに新規者が参入していくのは厳しいかなと。

むしろ個人事業主の関与率が低いことを知り、ひょっとしたら調査官のいいなりになって多額の余計な税金を支払ってしまっているのではないかと。

少しでもご負担を減らせるようにサポートしたいという考えがあって、個人事業主&フリーランスに対象を絞らせていただくことにしました。

ここまで書いてきてお分かりかと思いますが、業務の範囲は二転三転

対象となる方も最初は一律だったりして、なかなか決めかねていたところがあります。

根本的には変えていないつもりですが、余計なことを考えてしまっていたようです。

そして、ある業務を追加したことでついに方向性が決まりました。

精神疾患に特化した障害年金申請

この業務は当初ありませんでした。

たまたまTwtterで障害年金に特化した社労士の記事を見て「お役に立てる業務を見つけたかも」と気づくことができました。

以前からも書いていますが、私は税務職員のときにうつ病とパニック障害を経験し、発達障害と診断され投薬治療を受けていたこともあります。

休職復職を繰り返しましたが、公務員という身分でしたので休職しても給与は支給されていました。

復職しても時短勤務ができたりと恵まれていたなと感じます。

今は変わってきているようですけどね(退職勧奨?)。

ただもし働けない状況となり公務員としての身分もなかったらきっと生活に困っていただろうなと。

もちろんこの年金を知っていたら申請はしていたでしょうが、実際ひとりで何もかも申請するとなると大変だなと思っています。

診断書の取得から申請書の記入・提出まで、精神疾患にかかっていたらここまでやる気が起きずに苦痛で仕方ないと思うのです。

動きたくない・横になっていたいですから。

申請のお手伝いができるのなら、同じ経験をしているからこそお気持ちもわかるのかなと思ったのです。

生活資金がない・不安を少しでも取り除いて、公的な援助を受けてもらってから徐々に仕事をしていくというサポートができたらなと思っています。

おそらく援助を受けることすらためらってしまう方がいるかもしれません。

私もできるだけ援助は受けたくないと思っていましたので、以前住んでいた東京都の自立支援制度すらなかなか利用しませんでした。

しかし、これまで保険料をきちんと納めてきているからこそ利用できる「権利」ですから、何の文句を言われる筋合いもありません。

むしろ積極的に制度を利用してもいいんじゃないかなと。

ただ障害には精神疾患以外にも多くの症状がありますが、今のところ精神疾患に範囲を絞って受け付けています。

顧問業務をなくした

その一方で、業務内容から削除したのが顧問業務です。

普通、毎月の安定的な収入を確保するなら残すと思うのですが、もともと単発業務をメインにしたいと思っていましたので、自分の意向にそぐわないところがありました。

顧問業務にもメリットがあって、定期的にお客様の相談にお応えできます。しかし、双方の考えが一致しなくなったときに面倒だなと思ったのです。

解約の話をしないといけない、値下げをしてほしい、無理難題を相談される、などなど。

まだ顧問業務のご依頼が1件もありませんでしたので、だったらもう削除しようと。

なぜか気分がすっきりしましたね。

料金体系を見直した

あと、料金についても最近大きく見直しました。

当初からお支払いいただく料金の目安として料金表を設置していましたが、業務開始前に全額をお支払いいただき返金は受け付けないという方向でした。

しかし、私が行う業務の多くは1回限りですから、その時に何十万円もの料金を業務開始前に全額お支払いいただくのは酷かなと思いました。

また、万が一キャンセルされたときに返金できないのも申し訳ないなと思いますし。

そこで、今回「着手金制度」を設けました。

業務開始前に着手金だけお支払いいただき、業務完了後に残額をお支払いいただくのを基本にして、もしキャンセルになったら着手金以外は返金OKに変更しました。

着手金を設けたのは、それまでの準備と今後の役所への問い合わせなど必要経費をお支払いいただくという意味です。

料金の支払いを業務ごとに分けるのは複雑かなと思ったので、ここは一律に決めました。

顧問契約ですと毎月いくらという別料金の設定が必要ですけど、顧問業務を止めたので着手金制度を導入しやすくなりました。

まとめ

業務メニューを一度更新・改良すると事務所ホームページも作り変える必要があるためWordpressも変更しないといけません。

固定ページを作り直す、リンクを貼り直す…。

ついついリンクを貼り忘れたりするので大掛かりな変更はもうしたくないなと思ったりしています。

レイアウトとか固定ページの内容など細かな変更はしていくべきかなとは思いますけど。。

では。

[事務所お知らせ]

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