12月が始まります。
もうあと1か月で今年も終わってしまうんですね。早いものです。
開業したのが今年の5月ですからまだまだ。
でも開業してからいろいろ考えることも多くて変化の多い1年です。
とにかくお金がかかった
税理士と社労士の両方を登録しましたので、登録費用がかかりました。
また、パソコンを購入したり専門書を購入したのもあって、とにかく多くのお金が出ていきました。
そのわりに仕事のご依頼はほとんどなく(泣)。
収入はないけど出費だけがかさんでいく…。
まあその道を選んだのは私自身ですから納得しているところなんですけど。
営業活動
営業活動というものはほとんどこの事務所ホームページのみです。
自ら足を運んで売り込むようなこともしていませんし、紹介会社を使ってご依頼を受けるということもしていません。
やっぱり自分でできる範囲で活動したいと決めたことと、お客様に納得していただいてお仕事をお受けしたいと思ったからです。
でももし生活資金が不足して士業の活動ができないとなったら、紹介会社でもなんでも利用していたかもしれませんね。
本当なら開業時に借入れをするつもりでした。
いくらかかるのかわかりませんし、開業後1年以上何も収入がないという事態も考えられますから。
でも、家族から猛反対されました。
家業の従業員でもあるから給与という一定収入(少ないですけど)があればなんとかなるでしょと。
まあ実家暮らしですから最低限の経費しかかかっていませんし。
ただもっと営業活動はしてもよかったかなと思います。
自分を売り込むじゃないですけど、メルマガを書くとかYouTubeをやるとか本を出すとか。
まだ時間があるので資格取得の講師でもやってみようかなと考えていたりします。
業務内容を何度か見直した
開業してから業務内容は変更を重ねています。
最初決めたのは、顧問契約は一切取らずにスポット契約のみでやっていくということでした。
しかししばらくすると一度決めたことなのに方向がぶれていきます。
生活の安定や資金面を考えると毎月固定的に収入が入る顧問契約が魅力的に映ったのです。
実際に業務メニューに顧問契約を入れた時期もあります。
けど、結局ご依頼が増えることはありませんでした。
そもそも自分が真剣に対応できるお客様はすべてではないということです。
私も税理士社労士のすべての分野について精通しているわけではありません。
苦手な分野ややりたくない分野は当然にあります。
そこをあえて嫌々やるよりは、
- 自分が今後もやっていきたいと思う分野に絞っていく
- お客様も自分の活動に興味を持っていただいた方と仕事をしたい
そんな気持ちが芽生えてから今の業務内容にしています。
・業務内容によってお客様を分ける
・事前に着手金をいただく
・平日夜や土日祝も営業
ほかの事務所とかなり変わったことをしていますが、これでいいんじゃないかなと。
自分の個性でもあります。
別にほかの税理士や社労士に合わせる必要もないわけですから。
家業の経理事務がなかったら…
ただこうやって自分で好きなように事務所運営ができているのは、家業の経理事務を平行してやっているからです。
従業員として少額ではありますが毎月給与をいただいています。
まったく収入がないわけではありません。
もし事務所しか運営していなかったらきっと気楽に事務所運営などできていなかったでしょう。
- 嫌な仕事でもお受けしないといけない
- 専門外のお仕事でもお受けする
- あらゆるお仕事に手を出す
- 紹介会社に頼る
それらをしなくてもいいというのは大きいなと思います。
どこまで行政協力をするか
税理士会や社労士会の行政協力をすることがあります。
今は時間的に余裕があるので両方のお仕事をさせていただいています。
社労士会:労働相談や年金相談など
まず最初1年はいろいろやってみようと思ってお受けしてきましたけど、やっぱり合う合わないってあるんだなと。
参加してみて想像していたものと違うとか、ちょっと厄介だな・面倒だなと感じることも。
もちろん行政協力に応じるのは大切なことです。
でも自分の意図に反したことまでやる必要があるのかどうか。
嫌々やる行政協力ほどつらいものはありませんから。
正直今は様子見ですが、徐々に本当にやりたいこと・協力したいことだけに絞っていくことも考えています。
まとめ
5月に開業してからようやく7ヶ月。
なんとかゆとりを持ちながらお仕事させていただいております。
今月からは年金相談で街角相談オフィスにて実習をさせていただきます。
ほかにも記帳指導や相談会、労働相談もあります。
目の前にある仕事をコツコツとやっていくだけです。
その仕事の合間に自分の体調と向き合いながら無理のない生活をしていこうと思っています。
では。
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