誰かに聞ける環境を 適度な距離感でいいから

今回、確定申告相談会に従事させていただいて思ったのは、周りに税理士がいるという安心感でした。

もし分からなかったら聞ける環境にありましたし、ある種情報交換の場でもありました。

相談会でひとりは心細いものです。

ただその輪の中にどっぷりつからなくてもいいと思っていて、適度に接するくらいがちょうどいいのかなと感じます。

相談会は暇な時間もある 情報交換の場

相談会はほぼ2月中に終わりました。

まだ確定申告時期の最初のころでそれほどお客様もきません。

実際、午後からの説明会で税理士4人もいてお客様1人ということも。

もちろんその時間でも仕事をされている税理士もいらっしゃいますが、この時間は情報交換の場になりました。

私は支部ではまだまだ若手です。

皆さんと交流を深めるいい機会だなと思いながら、困った時は聞けばいいやと思うとずいぶんと相談対応も気が楽になりました。

【事務所お知らせ】  

教えてもらえる貴重な場所

まだ開業して1年たっていませんから、いろいろアドバイスをいただける機会でもあります。

また支部行事についてまだ理解できていないこと。

今回で言えば相談会の雰囲気などはある程度お聞きすることでイメージすることができました。

  • どんな質問が来たか
  • 来客層はどのくらいか
  • 混雑しているのかどうか
  • パソコンは持っていくのか

ちょっとしたことでもいいのでこういう時に聞いてみようと思って。

普段の支部会ですとなかなか話しづらい雰囲気もありますので。

あと、人数の少ない支部なのに今までお話する機会がなかった税理士がいらっしゃいました。

挨拶が遅くなってしまったという話をしながら交流を深める時間でもありました。

みんな悩みながら乗り越えてきたことを知る

税理士が集まると、実務で困ったことの話になります。

私もついつい記帳指導のことをお話してしまいました。

みなさん経験があるからでしょうが、あまり心配しなくていいよとおっしゃっていただいたんですね。

みんな悩みながら仕事をされているんだなと。

失敗もたくさんしてきたけど、なんとか乗り越えてきたんですよと。

最初から失敗しない人なんていないんだから気楽に行きましょう、とおっしゃっていただきました。

小さな支部だからこそこういう相談会への参加が大切なのかもしれません。

適度な距離感を

ただ、あまり密接になりすぎると大変なのかもしれません。

今私は税理士事務所で確定申告のお手伝いをさせていただいています。

報酬もいただけるので仕事があまりない私からすれば本当にありがたいことではあります。

しかし、その事務所で働いている職員ではないからその中の人間関係にどっぷりつかることはないわけです。

おそらく税理士と事務員の間の関係とか、事務員同士の関係を考えるとその場にはいない気楽さはあります。

自分の事務所をまずはきちんとやっていきたい。

なので、ある程度どっぷりとした関係を築くのではなく、集まった時に相談できるくらいの距離感でいいのかなと感じます。

下手に毎日電話がかかってきて相談されても面倒だなと思ってしまいますし。

まとめ

たしかに私はひとりで生活するのはまったく苦になりません。

むしろコミュニティに属するのは得意ではありません。

しかしどうしても困ったら誰かに頼りたいという気持ちはあります。

そのときに誰かに聞ける環境を作っておくのは大事かなと思います。

別に毎日一緒に顔を合わすという濃い関係ではなく、適度な距離感で。

正直難しいところではありますけど、ひとりだからこそ誰かに気楽に聞ける環境づくりは今後も続けていこうと思います。

では。

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