本日から街角の年金相談センターの「年金マスター研修」のうち、相談実習が始まります。
本来は昨年12月から受ける予定でしたが初日で挫折。
以前記事にも書きました。
いろいろ考えた末やっぱり年金相談をやってみたいと思ったのでリベンジすることにしました。
年金マスター研修の一環
今回受ける研修は、昨年11月に東京で受けた年金相談実務者研修に続くものです。
年金相談実務者研修が完了すると街角の年金相談センター(オフィス)での業務に従事することができるようになります。
今月からの相談実習を終えると年金マスターの称号が与えられ、街角の年金相談センターのほか年金事務所での勤務も可能となります。
昨年11月には実務者研修まで終わっていて、12月からオフィスでの相談実習に参加する予定でした。
しかし、初日が終わってとてつもなく疲れてしまったのと、2ヶ月間で終わらせようと予定を詰め込みすぎてしまい精神的にもしんどくなってしまいました。
いったん予定をキャンセルさせていただき、少し休憩をいただくことにしました。
その間、年金相談自体をやめようかなと思ったりしていました。
こんなに疲れるのならきっと合わない仕事なんだろうなと。
相談は丸1日入ることが決まっていて、連日相談を受けると疲れてしまうなという印象を受けてしまいました。
また、オフィスがある和歌山市内までの通勤のことを考えても毎日はさすがに無理だろうなと。
そこで、県会に相談してみると以下のような体制を取っていただけることになりました。
勤務は週1からでOK
実習期間2ヶ月という縛りもない
実習が終わってもサポートはするし、年金事務所の勤務でもOJTがある
一番のネックだったのは、毎日相談に従事することでした。
毎日相談をするとなるとほかの仕事(税理士業など)がほぼできなくなってしまいます。
そうじゃなくても疲れ切ってしまっていましたので、毎日じゃなくてもいいとなると気が楽です。
本当なら実習期間も縛りがあるようでしたが、特に制限は設けないということにしてもらえましたのでそれも気にしなくていい。
県会の働きかけもしていただいたので、無理のないペースで年金相談ができるのならと思って再開させていただくことにしました。
【事務所お知らせ】相談全体の流れがつかめない不安
今不安に思っているのは、年金相談全体の流れがいまいちつかめていないことです。
実務者研修でも実際にパソコン操作をしながらでしたが、「このボタンを押したらこうなる」と実践するしかありませんでした。
相談対応マニュアルはあるにはありましたが、載っていないことだらけでした。
昨年12月に入った時も相談全体の流れがつかめないことに不安を覚えたのを思い出しました。
なので、今回再開するにあたって事前に年金相談担当の社労士にご相談をしてご自身の相談対応の流れを教えていただきイメージを先につかんでおくことに。
あとは、年金事務所の職員や相談担当の社労士が実際に使っている相談対応マニュアルがあるそうなのでそれを実習に入る都度見せてもらおうかなと。
別に実習に入る日じゃなくてもマニュアルを見に来てもらってかまわないとのことでした(持ち出しができないそうなので)。
年金知識が薄れてきた
昨年11月の実務者研修では年金知識の確認テストがあったりと年金を再度勉強する時間がありました。
すぐに12月から実習に入っていれば知識は維持できていたのだと思いますけど、それからもう5か月がたとうとしています。
その間確定申告業務をしていたという「理由にならない理由」で勉強する機会もなく、知識もなくなっていっています。
4月に入って新年度の年金ガイドが日本年金機構のHPにアップされましたのでダウンロードして確認しているところです。
あとは、昨年購入してよかったと思う本とマニュアルシートを今年も購入して本番に備えようと思っています。
「不安がらずにやってください」
年金相談業務に従事している社労士からいただいた言葉です。
年金相談はお客様のお話をよく聞くことから始まります。
相談に来られるお客様もいろいろな方がいます。
判断を誤ってしまうこともある、知らないことが出てくるかもしれない。
そんなときでも不安がらずにお客様に再度確認したり周りの社労士や職員に相談する。
お客様との対応をきちんとすることでクレームになることはない。
たとえミスしても心配しないで!とおっしゃっていただいています。
これはどの仕事でも当てはまることだと思っていて、税理士業をしていても不安なことはあります。
実際ミスをしてしまうこともあります。
人間ですからね。
でもそんなときにはまず謝罪して周りに聞くとかお待ちいただいて調べるなど、お客様に寄り添うような対応ができればいいんじゃないかなと。
事務処理誤りが公になると一番怖いのですがそれって氷山の一角だと思っていて、実際は多かれ少なかれミスはつきものだと思います。
公表しないといけないものっておそらくお客様とトラブルになったとかで大きな損害が発生した事例だと思うんですね。
内部的なミスならきっと周りのフォローってあると思うので。
過度に不安がらないこと。
でも対お客様には真摯に対応すること。
少しずつですが身につけていこうと思っています。
まとめ
やっぱり年金マスター研修は終了させておきたいなという気持ちになってきました。
中途半端で終わらすのは嫌でしたので。
もし今後引っ越しをしてほかの地域で年金相談をしたいと思ったら、全国共通の研修ですのでどの年金事務所や年金センター(オフィス)でも仕事ができます。
少しずつですが年金相談のできる社労士を目指していきたいと思います。
では。