5/14、しれっとKindle本を出版しました。
正直どうやってやるんだろうかと思いながら悪戦苦闘してようやく出版にこぎつけました。
今後Kindle本の出版を考えておられる方に向けて「なんとかなるよ」ということをお伝えしようと思います。
出版までの葛藤
Kindle本を書こうと決めたのは4月。
周りのひとり税理士が書いているのをよく見ていましたので、一度自分でも書いてみようかなという軽いノリでした。
しかし、いざ何を書いていいのか分かりません。
- 開業してからの体験記:まだ1年なのでそれほど出来事がない
- 税務署での体験記:書きづらい
- これまで自分が経験したこと:うまく表現できない
- ブログと同じ内容:ブログを編集しただけのものは嫌
考えれば考えるほど身動きが取れなくなっていきました。
それほど仕事もありませんから時間はいくらでもあります。
でも前に踏み出せない。
そこで、なんでもいいから思っていることや考えていることを、一度書き出してみてから決めることにしました。
【事務所お知らせ】OneNoteに箇条書きで
書き出すこととして、税務署勤務を始めてから思い出に残っていることをまず箇条書きしてみることにしました。
すると、私のキーワードとして、
- うつ病
- パニック障害
- 税務職員
- 税理士
- 社労士
が出てきました。
これらのキーワードをもとに、さらに細分化して1見出しずつつづっていこうと。
そのうち、一つの軸が見えてきました。
うつ病とパニック障害を経験して、その前と後で自分がやって失敗したことやこれをやっておけばよかったなと思うことを書いてみようかなと思ったんですね。
うつ病を克服するための本やヒントとなる本はあると思いますけど、私自身まだ克服までは正直できていません。
でも実際うつ病の闇に完全に入り込むことなくなんとかここまで生活できています。
1つの生き方のヒントとして読んでいただけたらいいなと思ったのです。
また、うつ病などを患ったまま税理士・社労士として開業されている方が少ないなという印象でした。
今後開業したいと思っているけど精神的にしんどいなと思われている方にも参考になればいいなと。
分量は気にしない ブログを書く感覚で無理しない
本としての分量はかなり少ないです(27ページ)。
そこは最初から割り切っていました。
まずは出版してみることでしょ、と。
ただ量が多くても読む気がなくなりますし。
本を出版するときには値付けも必要です(実際値付けを考えました)。
全くのタダはちょっと気が引けますので普通の文庫本より安く設定しました。
もっと安くてもよかったかなと思いますけどね(苦笑)。
あと、書くときに気をつけていたのは、ブログを書く感覚で無理をしないことです。
どうしても出版をするぞと気合いを入れたらいつもと感覚が違ってくるのかなと。
普段と同じようにブログを書く延長線上で文章が出てくればいいなと感じていました。
書く時間はあるけど無理はしない。
合間合間でちょっとずつ書いていきました。
Kindle本の出版準備
5月GW明けになりOneNoteで書き上げたものをさあどうやって出版まで持っていくのかと考えました。
これまでひとり税理士で出版されてきた方のブログを拝見したり、Kindle本出版の方法が書かれたサイトを読んでみました。
方法はたくさんあるようですが、私は、
- Wordで整理と編集
- KDPへ登録
というやり方にしてみました。
Wordで整理と編集
正直こだわればいくらでもいいものができる気がしますが、まず一番作りやすそうなものでやってみることにしました。
OneNoteで書いたものをWordに貼りつけます。
その後目次を設定。
目次は、事前に見出しから1段落ごとに書いていたため設定しやすかったです。
最後に行間を調節して一応形が出来上がりました。
表紙はWordにあったものをそのまま(苦笑)。
Adobeで作ったりするみたいですけどまあ最初ですし(まだ勉強中です)。
出来上がったものは、KindlePreviewerで確認しながら微調整していきました。
KDPへ登録
KDPとは、キンドル・ダイレクト・パブリッシングの略で、出版にあたってアカウント設定と登録が必要です。こちらは無料で登録することができます。
設定に関してはこちらのネット記事を参考にさせていただきました。
本の表紙の画像がうまく設定できず大変でしたがなんとか大丈夫でした。
ちなみに、KindleUnlimitedを加入の方は無料で見られます。
登録後72時間以内に出版できるとのことでしたが、5/14に登録して5/15朝には完了していました。
リンクを貼る
せっかく出版したので、自分の事務所HP兼ブログやTwitterでご紹介したいなと思いリンクを貼りつけることにしました。
しかし、どうもリンクが貼りつけられません。
なぜかを調べていると、今年の2月からリンク作成機能が廃止になっているようです。
まとめ
以前こちらの記事を書いたのが4/15。
出版までに1か月かかりました。
正直ものすごく葛藤がありました。
出版まで悪銭苦闘しました。
でも一度やってみないと分からないもの。
今後も出版は続けていけたらと思います。
では。