年金相談をひとりで対応しました

先週木曜日、年金相談実習の中ではじめて「ひとり」で年金相談をすることになりました。

終わった後放心状態になってしまい、こんな疲れるものなんだなと感じてしまいました。

スムーズな対応と適切な回答が求められる高度な仕事だなと改めて感じます。

隣で見学している⇒実際にやってみると景色が違う

実習は全12回あり、今回が8回目。

これまでは指導社労士がやっている隣のブースで話を聞きながら、同じようなお客様が来た時の対応方法を考えていました。

終わったら書類の整理の仕方や事績登録などをしていくのも隣で見ていました。

今日は社労士がもうひとりおり、ブースの空きがありませんでしたので、「ひとりでやってみる?」という話をされました。

今回ひとりでやってみるとまったく違う景色が広がりました。

  • あの画面はどこ?
  • これってどこでお話すべきなんだっけ?
  • こんなの知らない!

の連続で。

親切なお客様でこんなにしどろもどろしている私に真剣に耳をかけ向けていただけました。ありがとうございます。

初めてですので指導社労士も簡単な案件を選んで渡していただいているはずでした。

しかし、なかなか思うように言葉がでてきません。

分かった気になっていたのがばれてしまいました。

後ろで見てくれていた社労士の助け舟を何度も借りる羽目になってしまいました。

午前中立て続けに老齢年金2件、そして午後は遺族年金1件対応させていただきましたけど、どれも中途半端で終わった瞬間に放心状態になってしまいました。

手際よく説明し処理をしないといけない

年金相談では、老齢年金45分・遺族年金60分などと面談時間が決められています。

その間に、これまでの年金加入状況を確認したり配偶者がいれば加給金や振替加算がつくかどうか、繰下げ繰上げの意思の確認、終了後には事績登録と書類審査。

この時間内に終わらせていかないと次から次へとお客様がやってくることになります。

老齢年金1件目が終わった時にすぐ2件目の方がご来所され、何も準備できていない自分がいました。

1件目の請求書はいったん置いておいて、2件目を対応しました。

一応後ろに社労士がいてくださったこともあってなんとか事なきを得ましたけど、これが一人だと無理だなと。

時間管理の大事さと、もっと効率よく終わらせる努力も必要だなと感じます。

請求書が提出されるとあらゆるチェックシートを作る必要があります。

正直そのチェックシートすら何も作れない状況になってしまいました。

【事務所お知らせ】  

大丈夫だよ!

午前中が終わった時、後ろについてくださっていた社労士と指導社労士からこのような言葉をいただきました。

もちろん自分の中では大丈夫だとは思っていません。

本当ならもっとできてほしいところなのでしょう。

励ましていただけていることがうれしくて午後からも前向きに取り組むことができました。

最初からうまく対応されたら困る

16時以降から指導社労士に書類審査の仕方を教えていただきました。

その中でおっしゃっていたのは、最初から完璧にこなされても困る、と。

みんな最初はそんなものなんだから気にしないで、と言っていただきました。

年金は人の生活保障です。

もし間違ったことを伝えてしまったらどうしようと怖くて仕方ありませんでした。

しかし、周りに指導社労士がいてくれる環境はすごく恵まれているなと感じます。

ひとりでやってみて新たな発見もできましたし。

今後の予定

実習はあと4回で終わります。

昨年10月から続いていた研修は終了し、年金相談オフィスと正式契約になる予定です。

一方で、年金事務所での実習も全6回あります。

これは年金事務所で相談されている社労士のうしろで見学をすることになり、自分で相談に応じるわけではないようです。

最終的には、年金相談オフィスと年金事務所両方に入って年金相談を行う予定です。

年金事務所の雰囲気があまり詳しくわかっていませんので、徐々に慣れていくしかないのかなと思っています。

まとめ

ひとりでの相談初日でしたので一気に疲れました。

いつかはひとりでやらないといけないわけで、早い段階で相談対応したのはいい経験だなと感じます。

なにより指導社労士とお客様が優しい

時には厳しく、でも時には和やかな雰囲気で接して下さっています。

年金相談は慣れだよ

と言われ、数をこなして言ったほうが身に着くなと感じました。

では。

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