先日、税理士支部で一緒のある税理士から、
今後税理士業と社労士業のどちらに力を入れていきたいですか?
と尋ねられました。
一瞬答えに戸惑ってしまいました。
正直意識したことがありませんでしたので。
税理士業:社労士業=〇:〇
今現在、税理士と社会保険労務士という2つの資格を活かして仕事をしています。
令和4年分のここまでの収入面で比較してみると、
です。
税理士の確定申告業務がありましたのでそれが大きいかなと。
社労士業は、毎週1回程度、年金相談業務に従事していることから得られる報酬が主なものです。
では、ここまでの仕事時間を比較してみると、
です。
年金相談業務は街角の年金相談センター(オフィス)に1日従事しますので拘束時間が長いです。
一方で、税理士業は相談を受けたとしても半日が多いですが、従事日数としては1月・2月は非常に多かったです。
割合は関係ないと思っている理由
収入面と時間面の2つで比較をしてみましたけど、私自身正直なところ割合は気にしたことがありませんでした。
なぜなら、税理士業・社労士業というくくりで考えていないからです。
税理士業のなかにも、社労士業のなかにも様々な業務がありますよね。
税理士・社労士業務全般を請け負っているのなら、業務全体として税理士業と社労士業を比較するメリットはあると思います。
しかし、私の業務メニューを見ていただくと、
社労士業:障害年金申請、相談業務、労基署年金事務所調査対応
と絞った形でしかご提供していません。
法人の顧問は受け付けておらず、フリーランス(個人事業主)や個人の方向けの業務を行っています。
もちろんこの中で派生的な業務(例えば、届出書や申請書作成など)は請け負ったりしますが、基本的にこれ以外は受け付けておりません。
なので、そもそも力の入れる割合は関係なくて、ご提供している仕事にご依頼がきたときにきちんと対応できるように心がけています。
【事務所お知らせ】力の入れ具合は変えてはいけない
税理士業と社労士業のどちらに力を入れていきたいですか?
という冒頭の問いには、今ならこう答えます。
どちらも
別に仕事のやる気がないわけではなく、力の入れ方を変えるつもりはありません。
提供させていただく業務を絞っているからこそ、力の入れ方は変えてはいけないと思っています。
開業当初はいろいろな業務をご提供しようと思って試行錯誤を繰り返していました。
仕事は大変ですし辛いこともありますが、負担を減らすことは可能です。
ちょっと合わないなという業務ができたらそっとメニューから外していますし、依頼がない業務はなくしたりしています。
業務全体を考えたときの収入面や時間面は気になりませんが、業務ごとの収入面や時間面は気になります。
できるだけ少ない時間で稼げる業務を中心にしたいという思いはありますから。
まとめ
今回は、税理士業:社労士業について自分の考えを書いてみました。
別にどちらに力を入れるかって正直関係がないなと。
提供している業務を絞っている以上はどれも力は入れているわけで。
でも2つの資格があると力の入れ具合を考えられる場合もあるんだなと感じてしまいました。
では。