税理士試験や社労士試験のほか、建設業経理士試験や公務員試験など、各試験が終わって合格発表までの間悶々とした日々を過ごすことになります。
すぐに結果が出るものではありませんし、税理士試験など択一式や選択式の試験がないと自己採点しても確実に合格できる保証はなく。
そこで、各試験が終わった時に私が思っていたことを書いてみたいと思います。
建設業経理士試験
建設業経理士試験はある程度自己採点ができます。
数字があっていれば正解ですし、問題を持ち帰ることができますので自己採点できるように問題用紙に自分の解答を記入していました。
どの試験もそうですが、自己採点ができないにしてもやっぱりどれくらい正解できているのかは知っておきたいものです。
ただ時間に余裕があればの話ですけど。。
建設業経理士試験は2級から受験しました。
問題に自分の解答を記入して自己採点をしたら合格点を超えていました。
しかし、1級は翌年でしたし、当時は公認会計士試験から国税専門官試験への変更を考えていた時でしたので終了後はしばらく何も勉強しませんでした。
翌年の試験2~3か月前から1級の受験勉強を始めました。
3科目同時受験しましたが、財務分析まで手が回らず財務諸表と原価計算だけ自己採点をしました。
当時は年1回の試験でしたので、不合格となった財務分析はまたしばらく放っておくことに。
前年同様2~3か月前から財務分析の勉強を開始した感じです。
当時は建設業経理士と同時並行でほかの勉強を優先させていたところがあり試験直前まで何もしないという、今思えばダメだなと。
勉強せずに放っておくことは絶対おススメしません(苦笑)。
【事務所お知らせ】国税専門官採用試験
国税専門官採用試験は、1次試験があってから2次試験の面接まで2ヶ月。
その間は面談シートの中身を考えたりしていました。
2次試験の面接が終わってもすぐに合否の結果が来ることはなく、9月の最終合格日までわかりませんでした。
当時は、8月半ばに採用国税局から電話連絡があり内々定っぽい?ことを言われました。
ただその電話が本当なのか理解できずにどうしたものかなと。
その年はGWも試験で勉強していましたので、ちょっとゆっくりしようと思って実家でのんびりしたり、大学時代の友人と遊んだりしていました。
最終合格が決まって東京国税局への内定が正式発表になってからも勉強してきた癖が残っていて、ほかの資格試験を受験していきました。
日商簿記1級になかなか合格できなかったのでその受験対策を。
さらにTOEICの受験と英文会計の勉強もしました。
また、国税局採用の説明会が定期的にありましたので、勉強して説明会に行くの繰り返しだった気がします。
大学にはほぼ毎日通って、図書館で資格試験の勉強をする。
昼と夜は学食で済ませて、帰宅後は自宅でぼーっとしていました。
採用まで数か月ありましたので、旅行に行ったりもしましたね。
税理士試験
税理士試験は税務署勤務中に受けていましたので、メインは仕事です。
試験が終わっても結果が出るまでは気が気でなりませんでした。
8月試験で結果が12月ですから「長いなー」と思ったものです。
財務諸表論は自己採点した段階で合格したと思ったのですが、簿記論が全くダメ。
その後簿記論3回目くらいまでは仕事があるという理由で試験直前期になるまで勉強していませんでした。
さすがに5回目の受験になったときにまずいなと思い、その年は9月から勉強を始めていました。
といっても予備校に通うのは直前期からという変なこだわりが。
結果的に合格できましたけど、勉強法を間違えていたらもっと時間がかかっていたかもしれませんね。
税法科目は、法人税と消費税は受験しましたけど、まったく手ごたえもなく自己採点すらしませんでした。
社労士試験
社労士試験のときも税務署勤務中で人間関係に悩み精神的に不安定な時でした。
試験に合格したらこの職場から逃げられる!と思って意外とやる気に満ち溢れていました。
試験は択一式と記述式がありますが、マークや穴埋めでしたので自己採点は十分可能でした。
試験翌日には自己採点をして特に足切りもなかったので合格を確信。
その後予備校の解答解説会に参加して講師にご挨拶。
合格祝賀会にも参加させていただきました。
社労士試験に合格したこともあって少し気が楽になったといいますか、ひとつ逃げ道ができたなと。
税務職員でなくなったとしても社労士でなんとかやっていけるかもって当時は思っていましたね。
まとめ
大学時代から受験してきた公認会計士試験は、短答式の段階で不合格が分かっていましたのでしばらく何もやる気が起きませんでした。
その後合格できた資格は今後のことも想像したり、仕事に向かえたりとすぐ気分を切り替えられたかなと思っています。
やり切った感があったからかもしれませんし、合格を確信できたという安心があったからかもしれませんね。
では。