「こんなこと質問していいのでしょうか?」がうれしい

昨年開業してから税理士・社労士としてご相談をお受けする機会があります。

実際に対面でお会いすることもあればZOOMやメールでご相談をお受けすることもあります。

「こんなこと聞いても答えてくれるのか」と不安になられている方が多いです。

私はむしろ「よく聞いていただけましたね」とうれしくなってしまいいつもより余計にお手伝いをしたくなります。

おせっかいかもしれませんけど…。

不安そうにされている

言葉で表現しなくてもその行動から不安そうにされているなと思ってしまうことがあります。

「どうしたらいいんだろう」と悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

そんなときに話を聞いてあげることでスッキリされて帰られます。

特に年金相談ですと今後の生活費のことをお考えになられる方も多いです。

年金だけではなかなか生活が厳しいけど、かといって充分に働けるだけの体力もない。

年金のもらい方ひとつとっても、支給の繰上げ・繰下げなど方法があるわけです。

遺族年金や障害年金をもらえるかどうか不安になる方もいますしね。

そんなときには話をしっかり聞いてあげるようにしていますし、もし難しいなと思っても放っておくことはせずに周りに確認をしたり折り返しお返事をしたりします。

無視をしないように心がけています。

相談会は無料で行っています。

無料相談だから不親切かというとそういうわけでもありません。

しかし、私も人間ですから相談会に来る方の態度を見てしまうことがあります。

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「上から目線」は困る

冒頭のように「こんなこと質問してもいいんでしょうか?」と下手に出られたほうがこちらも対応しやすいです。

お答えしてあげたいし理解し納得してほしいなと思えるからです。

また、自分である程度回答を考えてきてくださっており答えを確認したいと来られる場合もありがたいなと思います。

私が一番嫌なのは、態度や言動が悪い方です。

具体的には、

  • 節税ばかり気にしている
  • 理想論ばかり言っている
  • 自分の答えが決まっているのに人の意見ばかり気になる
  • まだ決まっていない先の話をする
  • 口が悪い
  • 話をまったく聞いていない

などあります。

税制や年金の問題点を熱く語って何を相談されたいのかよくわからない方も。

どうしたら税金を安く・年金を多くもらえるのか気になるのはよく分かります。

でもそれがあからさまに態度に出てしまうと応援できないです。

「経費を多く入れたい」とか言われると、自分でやって!と思ってしまいます。

こういう場合には、自分でやる分にはいいですけど私はダメだと思いますとはっきり言いますね。

基本的に自分の知っている知識を見せびらかす方は嫌ですね。

じゃあなんでわざわざ相談に来るんだろうって思ってしまいますし。

人の振り見て我が振り直せ

こんな風に思うのは私自身も気をつけないといけないなと思うからです。

私も仕事をするうえで悩むことはいくらでもあります。

そんなときは周りの方にご相談させていただきます。

そのとき心がけているのは、

  • 上から目線で話さない
  • 「ご相談に乗っていただいている」という感謝の意を出す
  • 自分の答えを事前に用意しておく
  • あいさつとお礼

これらは最低限のマナーだと思ってやるようにはしています。

もちろん同業者であれば報酬をお支払いする場合もあります。

とにかくお忙しい中ご相談に応じていただいている気持ちは出しておきたいところです。

人間ですから、様々な態度の方がいます。

「相談してあげている」感を出される方は損しているなと思います。

トラブルになる事例の多くは、お客様との印象が悪くその影響から対応そのものが悪くなってしまったことによるものが多いです。

私はできるだけお客様の印象に左右されないように対応を心がけているつもりですけど、以前お客様から人格を否定され暴言を吐かれた経験があります。

そのときはさすがに腹がたったのとともに悔しかったです。

そのようなお客様とあまり触れないように行動するというのも大切なのかなと思ったりします。

でもおそらく接し方次第なのかなと考えてしまいますが、難しいなと思いながら相談をお受けしています。

まとめ

下手に来ていただけるだけで私はうれしくなります。

ってことは自分も相談するときには同じようにすべきだなと感じます。

やっぱり相談に乗っているのに高圧的な態度はとってほしくないですよね。

先日の年金相談で、「こんなことでも丁寧に教えていただけてうれしかった!」とお客様からおっしゃっていただいたのでこのような記事を書いてみました。

では。

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