線引きをはっきりさせようと思ったこと

年末年始に業務メニューを振り返る時間を作りました。

よく見るとどこまでお受けするのかしないのか線引きがあいまいになっている業務があるなと思ったので、一度内容そのものをはっきりさせることにしました。

スポット相談があいまい

見直してみて一番中途半端だなと思ったのがスポット相談の内容でした。

スポット相談では、税務相談や社労士業務だけでなく決算書や確定申告書の計算チェックもご提供していました。

しかし計算チェックをするということは、税理士の立場として判断し計算が正しいということを表明する=「関与する」ということを意味するのではないのかなと。

もちろん決算書や確定申告書の作成の計算チェックだけでなく減価償却費の計算チェックなど中身の計算チェックもありますのでこれをどこまで含めるのかがあいまいで。

結局、決算書や確定申告書を作成するときに計算チェックをすることになりますので、スポット相談を含む相談業務は相談のみお受けするということに決めました。

相談業務のうち、源泉徴収と年末調整では年末調整の計算チェックもお受けしています。

当事務所の方針への追加

私の事務所では顧問業務を行っています。

年1回の個人事業主・フリーランス向け確定申告業務もあります。

その契約書の文言に業務範囲を明確にすべく見直すことにしました。

具体的には、計算チェックは顧問業務や確定申告書作成業務で行うなどですね。

さらに、事務所HPの「当事務所の方針」にも業務の範囲を明らかにすることで、お申し込み時の参考にしていただくことにしました。

線引きするメリット

これまであいまいになっていたことが線引きしたことで明確になったことがあります。

迷いがなくなった

このブログでもたびたび書いていますが、私は心配性です。

プライベートでもノープランで行動すると心配になります。

目的地に着かないこともありますし、時間通りに進まないこともあります。

そんな迷いを断ち切るためには線引きも必要じゃないかなと。

ある程度割り切って行動することも大事になります。

仕事も同じようにはっきりと区別をすることで自分もスッキリしますしお客様も迷わないのかなと。

自分が迷っているということはお客様はもっと迷われてしまうんじゃないかなと思うんですよね。

何をすべきか明確になった

スポット相談という名前から「何でも相談」という扱いになっていたこともあって、相談の報酬も「1回につきいくら」という形でしか設定していませんでした。

そうすると、とあるお問い合わせで1件のメールに質問がいくつも書かれていることがあり具体的にはっきりしておかないとダメだなと。

相談業務の中には、定額相談し放題というプランを設けています。

スポット相談は1質問いくらとし、もし質問内容が複数ある場合には定額相談し放題へのお申し込みをしていただくことにしました。

これで、

  • 質問内容が1つ:スポット相談
  • 質問内容が複数ある:定額相談し放題

と線引きしたことで仕事の内容を明確にすることができ私の気持ちもスッキリさせることができました。

モヤモヤは早めになくそう

仕事をしているとモヤモヤすることってあると思います。

想定していない・意図しないお申し込みがあればモヤモヤします。

モヤモヤしたらその都度対処していくのがいいのかなと思います。

気づいたら早めになくしましょう。

仕事だけでなくプライベートも同じですよね。

人との接し方も線引きを明確にすると気分も変わってきます。

まとめ

今回は、あいまいな業務メニューに線引きをしたことで仕事内容をはっきりさせたことのメリットについて書いてみました。

お客様がお申し込みするかどうか迷われてしまうのはできるだけ避けたいものです。

そのためには線引きをして仕事内容をはっきりさせることも大事じゃないかなと思ってこの記事を書いてみました。

では。

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