イライラしていた退職までの数年間

税務署を退職する5年前からは毎日とにかくイライラしていました。

仕事も人間関係もうまくいかず毎日過ごすのが辛かったですね。

体調もよく崩していましたし、通勤電車でうずくまることも。

そんな数年間どう過ごしたかについて書いてみます。

仕事中にイライラしてずっとしゃべり続けていた

今思うと、仕事中ずっとしゃべり続けていました。

ひとりごとです。

誰かに話しかけたりはなく、とにかく一つ一つの仕事について特に意味もなくしゃべっていたなと。

上司に注意されたこともありましたが、お構いなしでした。

督促の電話対応でお客様からのクレームが入ったり、仕事でうまく準備できないと腹が立っていました。

今思うとなぜあんな日々を送っていたのかと思うくらいでした。

何か言葉に発しないと気が落ち着かないような感じでした。

同僚の話す声でイライラしていた

仕事中に雑談をすることはあるかと思います。

ひとりで仕事をする以外でも、みんなで相談したりする時間も必要です。

しかし、度が過ぎてしゃべられるとイラっとしていました。

しかもこっちが集中して仕事をしたいときに、ずっと雑談されたりこっちに振ってこられたりすると本当に腹が立ちました。

最初はかわしていたつもりでしたが、最後は席を外してその時間は同じ空間にいないようにしたり、上司に注意してもらうように相談していました。

特に年配職員に雑談する方が多くて困りました。

口を動かしている時間があるのなら仕事の一つ手伝って!」と心の中でずっと思っていましたね。

朝から昼過ぎまで自分の税務調査の武勇伝を話し続ける方がいて、その方のすぐ近くで仕事をしていた私はずっと上司に訴えかけながらため息をついていたのを思いだします。

私は話しかけられると手が止まってしまったりどこまでやったのか分からなくなってしまうので、あまり話しかけないでほしいと周りに言ったこともあります。

それだけ自分に気持ちの余裕はありませんでした。

常に空腹感

仕事中はしょっちゅうお腹が空きました。

10時と15時に補食を取らないと震えたり気持ち悪くなることが多くなりました。

家からバナナを2本持参したり、朝コンビニで軽いおやつを買って持って行ったりしていました。

夕食はやけ食いです。

とにかく毎日おかずを増やしご飯大盛でも足らないくらいでした。

疲れ切っていてどう帰宅したか覚えていないことも多かったですね。

金曜日の夜だけ緊張感が解けて、帰宅するまでいろいろ寄り道してから帰っていました。

ジムで泳いだりはしていましたが週に2日程度でしたし、終わったらパンとコーヒーなど何か食べてから帰っていました。

何かを食べていないとやっていけない、ストレス発散方法の一つとなってしまいました。

思うような仕事ができなかった

仕事も思うようにいきませんでした。

うつ病があり仕事に制限がかけられていましたので、毎年同じような仕事をしていました。

正直ありがたいことです。

でも、成長の跡がまったく見られず毎日苦痛でした。

質問が来てもうまく答えられない、書類整理もうまくできず、クレーム対応もうまくできずに毎日落ち込んでいました。

「いなくてもいいんじゃないか」と思いこんでしまったのです。

自分に足りないものが多すぎて、何をどうしたらいいのか分からなくなっていました。

もっと自分から積極的に吸収する努力をしておけばよかったのかなと思うのですが。

帰宅してから、毎日のように勉強時間を作って自習はしていました。

ただ目的はありません。

税理士試験の税法科目の勉強が中心でしたが、何をしたいのか決まっていないのにいくら勉強しても頭に入りませんでした。

税務署の職場でこのまま源泉所得税担当だけでいるのなら所得税の勉強を真剣にしていたかと思いますが、異動で部署が変わる可能性もあり実務を伴わない勉強ばかりしてしまいました。

勉強したところで実務で発揮できる場所もなく、仕事でまた落ち込んでしまうという毎日を送っていました。

まとめ

今回は退職までの数年間でイライラしていたことを書きました。

結局そんな辛い毎日を打破したい、抜け出したいと思って退職しました。

今は今後やってみたいことも見つけられましたし、精神的にも落ち着いています。

自分で考えながらひとりで過ごすのが合っていたようです。

組織にいたからこそイライラしていたところがあったのかもしれません。

ストレスを全くなくすのは無理ですが、ため込みすぎないことはできると思っています。

イライラすることは今後減らしていきたいですね。

では。

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